自由をはき違えた発言

昨日のれいわ新撰組の予算委でのこの発言( https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/60068 )。

当社は自由主義を標榜するものとして、れいわ新撰組が政策的にどういう主張をするかは自由だとの強い信念を持っています。

しかしながら、この発言は「(許容される)自由」の枠を超えておりダメです。

(なお、これに類似した発言が、野党時代の自民党議員からもあった事は付言しておきます。)

そして、何故議員数3名のれいわ新撰組が予算委に立てるかというと、それは立憲民主党から譲ってもらっているからです。一方、「有志の会」は5名会派でしてドント方式で割ると(優遇なしに)予算委に1枠頂けます。

なので、予算委員として座っているわけです。

しかし、3人会派では本来予算委の枠はありません。

立憲民主党が、自会派の席を1枠譲り、質問時間も同党の持ち分から譲っています。

それは立憲民主党の判断ですから、外からガチャガチャ言う話ではありません。

しかし、そうである以上、譲った枠での立ち振舞いに、立憲民主党は幾許かの説明責任を負うと思います。

通常なら立憲民主党が占める枠の範囲でなされた事ですから。

しかも、昨日の質疑では政府側に一切答弁を求めませんでした。

つまり、意地悪く言うと、立憲民主党はれいわ新撰組にTV中継の機会を与え、芸人に不適切発言をするための時間を出した、と言えるわけです。

私は、かようなさもしい政党は支持しません。

繰り返しますが、私はれいわ新撰組が今回のような政策的主張をする事そのものには一切異議を唱えていません。

それは憲法によって保証されるべき権利です。

しかしながら、ものには当然守るべき節度があります、というだけの話です。

鬼や犬にも失礼です。

以上