(2018/10/05)ついに近くの地域の大手中学生塾においても動画講義配信が始まったという話です

おはようございます。

2018年10月の中学生向け地方通学塾においてもネット動画講義配信が始まったという、待望のビルメン王によりますブログ配信記事です。

義務教育である日本の公立中学校教育においては、全国の都道府県で求められる学力到達度はほぼ一定に保たれており、そして県立高校や市立高校といった「公立」高校受験のために必要な知識はほとんど変わらないと思われます。

つまり、本来非常に画一的な教授、授業プログラムを組むことができると思うのです。

そして、公立高校の受験に特化した、基本的な知識素養を家に居ながらでも(塾に行って授業を聞かなくても)講義をオンラインで配信してもらえないかと中学生の生徒を持つ保護者としてずっと思っておりましたところ、ついに、筆者のところの関係する学習塾にもこのオンライン講義が配信されることになりましたので、非常に喜ばしいことだと思っています。

これまで、塾に出向いて行う学習は、問題演習などのアプトプットに重点を置いてもらいたく、インプットである講義視聴をわざわざ出向いてスクール形式の講義室で受ける必要はないとずっと思っておりました。

これで、他の部活や習い事、家庭の事情で指定された日時曜日の塾の授業に出ることが出来なくても、どの範囲を当該授業で進んだかを塾に確認すれば、該当する箇所のオンライン講義を聞いてテキスト演習をしておけば、ほぼ授業を受けたのと同じ効果を得ることができるというわけです。

しかも、筆者としてこの動画授業配信で最も嬉しいのは、この講義は、専用のアプリではなくYouTubeで配信されるため、1.5倍速や2倍速といった高速講義視聴ができるということです。

これは、勉強時間の効率化にとても資するいい仕組みであり、デフォルトで1.5倍速で聞いてテンポよく学習することができれば、中だるみせず興味の赴くままに「面白く」授業を受けることができます。

また、YouTubeですので自動音声認識で「字幕」を付すこともできます。

もちろんところどころ誤植、誤訳はありますが、言いたいことを耳と一緒に目で文字を追うことで確認することができるのは、非常に大きいです。

リアルな講義も良いですが、こうしたIT技術を活用した新しい授業のスタイルというものに果敢に挑戦される地元の大手塾の経営改革姿勢には最大限の敬意を表します。

これは、リアルな教場が必要ではない、ということでは決してありません。

しかしながら、当然習得しておかなければならない、聞いておかなければならないバックグラウンドや前提知識といったことについて、きっちり予習復習できる場が塾の教場以外にもあるというのは、複線的横断的な勉強につながり必ず効果が上がるのではないかと信じています。

近い将来、授業の半分はオンライン講義になっていくであろうと予測する筆者からの感想は以上です。

(2018年10月5日 金曜日)

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