人に好かれる技術
FROM ボブ・バーグ
デール・カーネギーの名著 『人を動かす』には「人に好かれる6原則」がある。彼によれば、これを実践すればどこでも歓迎される人物になると説明している。少し紹介しよう。
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犬に学ぶ人に好かれる技術
「私の幼少期の記憶では、いつも黄色い毛の短い尻尾の犬が出てくる。ティッピーというこの犬は、もちろん心理学の本などは読まない。また、有名な心理学者でも犬には対人関係の指導はできないだろう。
しかし、彼は完璧な好かれる技術を持つ。 なぜなら周囲の人に対し関心が強かったし、心からこちらを好きだとわかるので、 こちらも好きにならざるを得なかったもし友だちが欲しいなら ティッピーに習い、相手と接することだ。
自分に関心を持ってもらおうと過ごすより相手に関心を持って過ごす方がより短期間で多くの友人を得ることができる。もう一度ここで強調しておこう。自分に関心を持ってもらおうと過ごすより相手に関心を持って過ごす方がより短時間で多くの友人に恵まれるのだ。
人が本当に興味があることとは?
しかし多くの人が 自分に関心を持ってもらおうとして人間関係を築くのに 失敗してしまうのが常である「つまるところ、人は他人に興味はない。 興味があるのは自分に対してなのだ。
デール・カーネギーの著書の中でも この部分の話は特に示唆に富む。結局のところ、人は自分以外には あまり興味がないものなのだ。だからこそ、まずは相手に興味を持とう。 そうすれば、自分も興味を持ってもらえる。
心から相手の興味関心を持とう
もちろん、相手に対する興味は心からのものでなければならない。たしかに詐欺師など本音を偽ることに長けた人はいる。けれども、嘘の興味関心を向けてもたいていは 相手に見透かされてしまうものだ。それにそんな方法で友人を得ても意味がないだろう。
また、相手に関心を持つという姿勢は後天的に身につけられるものだ。先天的にそういう資質を持つ人もいる。しかし、そうでないものが相手への興味を育まねばならない。もちろん、最初はそうではないだろう。そう、相手を知りたいと思う気持ちが大切なのだ。