新型コロナ対策として商品やサービスの購入を何でもドライブスルー経由にしてみるという粋な試みをレポートしました(2020/04/19)

おはようございます。

新型コロナ対策の一つとして、何でもドライブスルーにするという試みが行われています。

飲食店がテイクアウトにシフトするようになるなど、宅配の仕組みも急速に整いつつありますが、客の側から出向いて、そしてドライブスルーで買い込んでしまえば接触も少なくなるのではないかということで、ドライブスルーで何でもやってみる取り組みが進んでいます。

薬も、野菜も、ドライブスルーです。

薬局の窓口で、車に乗ったまま処方箋を受け取る、商店の軒先や駐車場で商品を受け取る、といったドライブするー方式は、ファストフード店やグローバルなコーヒーチェーンでは普通に見られた光景ですが、この新型コロナ対応によって、店内の混雑やレジ待ちの行列を避けることに繋がり、感染リスクとなる人同士に適切な距離を保つことができるようになります。

便利かつ安心で快適なドライブするー方式が広がれば、自粛の生活の楽しみが一つ増えるかもしれません。

2020年4月8日零時の緊急事態宣言後、いろいろな業者が工夫して、生活に必要な物資を消費者に安全に届けるにはどうしたらいいのか考えています。

ある八百屋兼生活雑貨屋においては、20種類以上の旬の野菜や5キロの米などの詰め合わせを商品として、税込み5千円で販売し、運転席のマド越しに注文を受けてから車に積み込むという販売方式をはじめました。

詰め込むまで約20秒ほどですみますし、客同士、店員と客が近づくこともほとんどなく、この商品は、非常に売れ行きがいいそうです。

アマゾンで注文して宅配を待つより、自ら自家用車ででかけていき、このような方式で物資を購入する、これも人間同士の知恵が生んだ新型コロナ対策でしょう。

おさらいしますと、新型コロナ感染を防ぐため地方公共団体が呼びかけているのが、三密防止であり、これは「換気の悪い密閉空間」「人の密集」「密接した会話」を避けることです。

同じような方式で、ドライブスルーで魚屋さんが刺し身を売ったり、薬局チェーンが薬を渡したりすることもできます。

細かいことですが、ちょっとした工夫で新しいサービスが生まれるかもしれません。

感染症爆発のリスクを制御しつつ、人間が生きる仕事や生活の土台を、できるだけ心を落ち着け、下手に怒らず、腐らず守っていきたいと思います。

こちらからは以上です。

(2020年4月19日 日曜日)