今どきの若者は飲みにも来ないと言うけれど

こんな飲み会なら行かない

おはようございます。40代後半おっさんです。

今は令和三年、「今時の若者は飲みに誘っても来ない」みたいな話をよく聞きます。さも今どきの若者は勉強していない、アカン、みたいな言い方です。

こういう人たちは、こういうこともよくいいます。

「若い人には、教育を与えたい」みたいなことです。

それよりも、まずそう言っている自らが、まず学習し勉強すべきでしょう。

若者を取り巻く状況なり、彼らの気持ちに沿わないで、自分の(成功)体験だけを押し付けても誰もついてこないでしょう。

もう少し、理由を細分化します。

①楽しくない
つまらん(自慢)話をダラダラ繰り返しされる。笑いやゲーム要素やもない。問い合わせもない。

②若者の、というか人間としてためにならない
その人の話を聞いても、一緒に時間と空間を共有しても、学びも成長もない(と感じてしまう)。

③珍しくない
店のセンスもないし、若者達が自分で行ける程度の美味しくもない店に連れて行かれても意味ない。

④ワリカン
接待じゃないし。楽しくも美味しくもないのにカネ出すのかよ。

実践編

そこで、筆者は実践しているのは、

※そもそも飲み会に誘わない

ではなくて、

①楽しい雰囲気を創り話の聞き役に回り、
②ためになる話を控えめにして、
③美味しいいい店を選び、
④気持ちよくおごる

というところだと思います。

筆者が、新人で配属された銀行で指導担当についてもらった方に、1年間で数十万円分、奢ってもらっています。

恩は遠くから返せ、と師匠はおっしゃいました。

一緒に食事に行って、飲みに行って、自分が支払ったことがなかったのです。

一緒に深夜まで残業した時には、家に帰れないので、東京神田のカプセルホテルに午前1時位に入って、そして、そのカプセルホテル代も、最後の缶ビール代も、出してもらいました。翌朝、6時くらいに目を覚ました時には指導担当はもうチェックアウトしていました。

ですので、自分が責任者になったり、部下や後輩ができたら、積極的にそうしてきました。

もらった給与は部下や後輩のために惜しげなく使う。これが正しい日本の、昭和平成のサラリーマンの姿です。

ここがありがたい話ですが、かつての職場の恩師や先輩同僚、そして後輩や部下のみなさん、全ての方々と良い関係をできるだけ築いてきたことが、今につながり、非常に楽しく前向きに生きさせていただいていることにつながっているのだと思います。

ということで、飲み会大いにやったらいいと思います。若者のせいにするのではなくて、誘うおっさんの方に原因が大いにあるのです。

それぞれの人生を、思い切り使い切るほうが、感染症対策に注意しながらオドオド生きるより、よほど生きている実感がすると、個人的には思っております。

こちらからは以上です。