東京都議会議員選挙2021結果に思う

首都決戦都議選終わりました。

政治には期待していませんが選挙は好きです。

これだけの人間の興味関心集中が集まるイベントはないからです。

百合子底力か菅不人気すぎるんか、よくわかりませんが、両者痛み分け、そんな中では都庁のお膝元新宿区では共産党候補がトップ当選するという、混沌とした結果になりました。

筆者が個人的に注目して応援していた、旧みんなの党、あたらしい党が推薦した日本維新の会の候補、東京都北区の佐藤古都(佐藤こと)さんは、次点でまたも落選。政治の世界というのはおもしろいもので、当選すればヒーローで、落選するとただの人以下です。もっと、選挙での活動を人格面に絞って、名誉職的な(限りなく無報酬の、裁判員制度のような)ものにしたほうが、政治家になって報酬をもらうことだけが目的のさもしい候補者の乱立が防げるのではないかと思いました。

朝は昨日の残りのカレーを使い、カレーパスタにして食しました。カレーライス、カレーパスタ、カレードリアにカレーうどん、基本的にカレーさえ作っておけば三日三晩、カレーメニューだけで過ごすことができます。これは高校時代から変わりません。

福岡市の大手塾にも、最近伸びている奈良の中高一貫進学校、西大和学園(中学校、高校)のパンフレットが来ていました。西大和、という名前に、古都奈良の伝統を全面に出しつつ、大阪や神戸からでも通えますよ、という入学者マーケティングの妙を感じるのは筆者だけでしょうか。

この奈良の進学校は、さすが関西に位置しているだけあって、東大だけ合格者ではなく、東大+京大の合格者数でトップという「実績」を売りにしています。確かに、1300年前から都であった平城京の人から見れば、たかだか150年くらいしか都の歴史がない、近世まで最強であった最後の幕府である江戸幕府を入れても400年くらいしか歴史のない坂東武者の国など、歯牙にもかけていないというところがありまして、このような新しい概念で受験界隈に殴り込みをかけてきているのです。こういうの、筆者は別に嫌いじゃありません。夏の全国高校野球大会が盛り上がるのと同じような「部活」だと捉えております。

都議選 自民第1党も自公で過半数届かず 都民は議席減で第2党に
2021年7月5日 2時31分

4日の東京都議会議員選挙で、自民党は都議会第1党となったものの過去2番目に少ない議席数で、目標としていた自民・公明両党での過半数にも届きませんでした。一方で、都民ファーストの会は議席を減らし自民党とは2議席差で第2党となりました。

東京都議会議員選挙は開票が行われ、42の選挙区の127の議席が確定しました。

選挙前は45議席で第1党だった都民ファーストの会は14議席減らして31議席にとどまりました。

2人を擁立した八王子市でいずれも落選したほか前回の選挙で2人が当選した選挙区で今回は1議席にとどまるケースが相次いだためです。

一方、選挙前25議席だった自民党は議席を上積みしたとはいえ、33議席の獲得にとどまって、過去2番目に少ない議席数になり都議会第1党にはなったものの目標としていた自民・公明両党での過半数にも届きませんでした。

2人を擁立した品川区と目黒区の選挙区ではいずれも1議席も獲得できなかったほか、大田区では3人中2人が落選するなど厳しい結果となりました。

自民党と選挙協力を行った公明党は23人の候補者全員が当選し、平成5年の都議会議員選挙以降、8回連続での全員当選となりました。

また共産党は、選挙前の18議席から1つ増やして19議席を確保しました。

さらに、選挙前8議席だった立憲民主党は、15議席に伸ばしました。

日本維新の会と、東京・生活者ネットワークは、いずれも選挙前と同じ1議席を獲得しています。
当選した女性候補者 41人で過去最多
今回の都議会議員選挙で当選した女性の候補者は、これまでで最も多かった前回・4年前の選挙をさらに5人上回り41人となって過去最多となりました。

定数127のおよそ3分の1が女性の議員となります。これだけは、今回の都議選で良かったところだと思います。

あと一点、東京も巨大な地方都市。どんなにいけてなくても、地域政党である都民ファーストであれば戦える、また、在阪政党に過ぎない日本維新の会は、やはりいつまでたっても外様扱いなのでしょう。

以上