現代の鑑真、冨樫義博先生

現代の鑑真、冨樫義博さん

冨樫 義博(とがし よしひろ、本名同じ、1966年(昭和41年)4月27日)さんは、日本の漫画家です。妻は同じく漫画家の武内直子さんです。弟は、同じく漫画家の冨樫さんです。1987年(昭和62年)に『『週刊少年ジャンプ』Winter Special』に掲載された「とんだバースディプレゼント」でデビューし、1989年(平成元年)から『週刊少年ジャンプ』で開始した「てんで性悪キューピッド」で連載デビューしました。主に『週刊少年ジャンプ』で活躍。代表作『幽☆遊☆白書』『HUNTER×HUNTER』『レベルE』はいずれもテレビアニメ化され人気を博している。『幽☆遊☆白書』により1993年(平成5年)、第39回小学館漫画賞少年部門受賞。『週刊少年ジャンプ』誌上において『HUNTER×HUNTER』を不定期連載中、血液型はA型です。

この方は、まさに漫画の神であり、出す作品出す作品全てが大ヒットになっております。特に、現在連載が「再開」された『HUNTER×HUNTER』については本人のものと思われるツイッターのアカウントフォロワーが300万人を超えるなど、ファンに限らず社会現象と言って良い騒ぎとなっております。

長期休載していた、連載漫画を再開する、といって日本国人口の、3%弱のフォロワーを集める漫画家、これはもう、かつての奈良時代の日本に仏教という光をもたらすために、目が見えなくなるまであきらめず渡航を続けてついに日本に到達、唐招提寺を開いた鑑真和尚に匹敵する偉人といって過言ではないでしょう。

この偉人に対し、なに休載してんだよ、寝てんじゃねえよ、連載再開はよ、タヒね、みたいな劣悪な言葉を投げかける、自称ファンという信者の風上にも置けない振る舞いをなさる人間が、奈良の時代も令和の現在も、一定数いるように感じるのは、これこそ人間の性なのでしょう。

おそらく、当時の日本人の中でも、「鑑真また難破したってよw」「目見えねー鑑真だっさw」「3年ぶり5度目の渡航失敗ww」「経典はよ」みたいにTwitterか木管図書あたりで悪口を書き立てていた連中はきっといたはずです。そんなのが、いつの時代にも一定以上いて、他人の興味関心集中を得ようと、不満になることでしか自己主張のできない、さもしい振る舞いをするものです。

不満があるなら、自ら調査して見解を発表するなりすれば良いだけです。自らは指一本動かさず、なんの具体的な行動も取らず、環境に文句を言い、他者や他人の行為を要求するのは控えめに申し上げて最低なさもしい振る舞いなので、そういうのはやめにしたいですね。

筆者は、『幽遊白書』は週刊少年ジャンプ黄金期にリアルで読んでおりました。じわじわ人気が出て、看板漫画になりました。懐かしいと思いますが、初出の時代には生まれていなかった世代の人がこれだけ支持しているのは、やはり普遍的な技量や思想、何より作者ご本人の、芸能に対する執念のなせる業なのだと思います。

何事も、質より量です。漫画の神様手塚治虫は生涯に10万ページ以上描きました。40年間週刊連載のこち亀全巻が3万ページちょいです。

文句言ってる暇があったら自ら動け。文句ばっかり言ってる自称ファンのニート共は、自らの行いを振り返って反省せよ。

戦争起こしたプーチン、支配地域の異民族を虐殺粛正する習近平、ミサイルぶっ放す金正恩、なんかより遥かに世界に対する影響力の高い、日本総人口の3%がフォローしその殆どが知っている偉大な人、冨樫義博先生。1,000年後の世にも残る事績を上げうる大人物です。

常人には及びもつかない身体的障害と精神的崩壊に負けずにペンを再びとった、冨樫義博さんの勇気と挑戦が成就し涅槃に至ることを願います。

以上