即縁を切るべき人の特徴(サイコパス)

サイコパス

サイコパスとは、歴史的に定義が変遷してきましたが、今はとりあえず、「良心の呵責を覚えず、感情に奥行ないため、他人を思いやることができない。利己的で、自分の利益を優先にする。周囲の人々と長期的に友好な関係を築けず、結果的に集団や社会から排除されることも多い(多少改変)」と定義されている個人の性格傾向(人格)です。
要するに、「自己中心性」「衝動性」そして「共感性の欠如(冷淡さ)」を特徴とする人格です。このため、上記の要素を有する多くの方々は何らかの「反社会的」な行動により、「司法処分」や「社会的制裁」を受けることになります。ただし、「高知能」を有する者は、上記の特徴を、意識してか、無意識のままか、上手く「取り繕い」ます。そして、高度な「言語」「社交性」などにより、他者を「非情・冷酷」、長期間に渡り「利用」「搾取」するのです。この点、「ケヴィン・ダットン(心理学者・オックスフォード大学)」の著書は世界中で話題になりました。これまで「サイコパス」は「反社会性」ゆえ「犯罪者」として報道されることが主でした。それが、本書を契機とし、「経営者」「弁護士」「聖職者」「投資銀行員」「金融機関従事者」そして「医療者(特に医師)」といった、社会の「成功者」「指導者」と一般に考えられてきた人々に少なからず認められることが明らかになりました。このような人々は高い地位や知能、知見を利用し、「偉人」「賢人」を装います。このため一般の人々は偽りに気づかず、盗まれたり、傷つけられたりします。しかるに被害者は善良な方が多いため、被害に遭いながらも、被害と認識せず、いわば「共依存」のような関係で長期化することも少なくありません。本当に立派な人は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というように「謙虚」であり、長期的にやっていることと言っていることが一致しているものです。

さて、以下の特徴に複数当てはまる人。サイコパスの可能性が高いです。

特に脈略のない嘘を平然とつく人

私がいままで生きているなかでサイコパス(程度は様々)と確信している数人に共通するのは、平然を嘘をつき、バレても驚くほど平気なことです。彼らは病気ではなく生まれつきですので決して治ることはありません。また、彼らの行動に解釈を加えるようなことはしてはいけません。判断を間違えます。付き合っていいことは何一つありませんので、くれぐれもお気をつけください。

表面上は口達者

サイコパスは、表面上口達者な人が多いです。初対面の人とも会話が弾み、社交的で、魅力的な人に見えます。サイコパスの人は状況を把握する能力が高く、自分がどのように振るまうべきかを理解しており、相手が求めるようなことをいとも簡単にできるのです。

利己的・自己中心的

サイコパスは、非常に利己的で、自分のことしか考えません。これは、他人に対する共感力が欠如していることが原因です。そのため、自分の振る舞いによって他人がどのように感じようが一切気になりません。

自慢話をする

サイコパスは利己的・自己中心的であるため、自分が世界の中心であると思っています。そのため、自分を優秀であると思っていたり、他人を見下したりする傾向にあります。そのため、自分に対して自信があり、当然のように自慢話をします。自分の非を認めない利己的であることや、自分を優秀であると考えていることから、サイコパスは自分の非を認めるようなことはしません。何か問題が発生したとしても、それは他人のせいであるか、運が悪かったなどと解釈しており、決して自分の行動を反省することはないのです。

結果至上主義

サイコパスは結果至上主義者です。成果を手に入れるためであればどのような手段をも用います。よりよい成果を出すためなら、他人を踏み台にすることも、他人を騙すことも躊躇しません。平然と嘘をつく平然と嘘をつくのもサイコパスの大きな特徴です。自慢のため、他人を利用するため、自分の目的を達成するために、人を騙しても何ら良心の呵責を感じることはありません。

共感ができない

他人が悲しんでいたり、反対に嬉しがったりしても、まったく共感ができません。ただし、『悲しい』『嬉しい』という概念自体は理解しているため、共感していなくとも、相手がどういう状態にあるかは理解することができます。他人を操ろうとする他人に対する共感ができないため、結果を出す、自分の目的を達成するためでならば、平気で他人を操ります。そして口達者であることや、平然と嘘をつけることから、実際に他人を操る能力が高いのも、サイコパスの特徴の一つです。

良心の欠如

サイコパスには良心が欠如している人も多いです。そのため自分の行動によって他人に迷惑をかけようとも一切気にしません。特に良心が著しく欠如している場合には、猟奇的な殺人者になるケースが見受けられます。刺激を求めるサイコパスの人は、刺激がない状態には耐えられません。常に自分を満たすために、スリルを追い求めたり、リスクをとって危険な行動に出たりします。そのため、常に同じことをするなどの面倒でつまらない作業には耐えられないケースが多いといわれています。