(2017/06/12)玄界灘に浮かぶ福岡市最北端の島「小呂島」を知ってもらいたいと思う
おはようございます。
2017年6月の福岡市の島に関する記事です。
魚全般が大好きな、典型的日本人の好みを自称する筆者です。
福岡市といえば人口150万人の、地方においては大都市ですが、その福岡市西区の姪浜港から北へ40Kmに浮かぶ、小呂島(おろのしま)をご存知の方は少ないと思いますのでご紹介します。
昭和36年から福岡市西区に所属し、福岡市の最北端に位置します。
人口は約200人、島唯一の小中学校の生徒数は15名程度です。
島の産業はほぼ漁業のみ、島で一つの船団を組んで巻き網漁などを行っています。
この島は、福岡市西区の姪浜港から毎日定期便が出ていますが、行くのに65分の船旅で、そして玄界灘の海を超えて行くので非常に酔います。
日帰りの場合、滞在時間は3時間といったところです。
ほとんどの島への来場者の目的は、魚釣りです。
さてこの島において、漁業を広げて二次産業三次産業化をはかる一つの試みとして、福岡市内の小中学校の学校給食に、島で作るブリのフレーク(ふりかけ)を納入したいということになりました。
地元の努力やホームページの活用、通信販売や本土の姪浜駅前での路上販売などで認知をあげて、激戦である給食選考会における出品を経て、栄養士さんや食品メーカーのアドバイスも経て、品質管理やパッケージなどのコスト削減に努力しました。
ついに中学校の給食に採用
こうして、ついに福岡市長や市役所担当部署の決断もあり、地産地消の福岡市オリジナルのブリフレークが、全福岡市の中学校・特別支援学校4万食分として採用されることになったのです。
そして、新しく福岡市によって同年整備された第二給食センターから、平成29年1月のある日、福岡市西区小呂島産のブリフレークが無事に福岡市公立中学校ら4万人に届けられたというわけです。
文字通り、第一次産業の六次化の好例といえるのではないでしょうか。
六次化については、第一次産業から第三次産業を、1+2+3として足し合わせたとする説、1×2×3として掛け合わせるとする考え方などいろいろありますが、今回の試みでは、2次加工品として生産したフレークを、直接消費者である中学生に届けたということで、非常に嬉しい話でした。
島唯一のトラックコンテナを改装したブリフレークの生産工場はフル活動し、4万食の食材を無事本土の人々に届けたのです。
このように、インターネットなどを利用した認知は距離や海を超えて、直接生産者と消費者をつなげることができる大きな力を秘めています。
福岡にお越しの際には、人口200人の漁業の島、小呂島のこともよろしくお願いします。
早々に引退して島にでも引きこもりたい筆者からは以上です。
(平成29年6月12日 月曜日)
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