個人ツイートで職を失った実例
裏アカでの活動がバレる
徳間書店は2021年7月28日、ウェブメディア「&GP」で業務委託をしている編集者が、個人のSNSアカウントで人権侵害を伴う投稿をしていたとして、当該編集者との契約を解除したと発表しました。
【画像】「人権侵害はあってはならない」徳間書店が掲載した文書
当該編集者は東京五輪・テニス女子で敗退した大坂なおみ選手に対する差別的な投稿を行っていた模様です。
大坂選手が東京五輪・テニス女子シングルスの3回戦で敗退したことを受け、自身のツイッターで人種差別的な発言を投稿。ツイッターユーザーから批判を集めていました。
この編集者は、大坂なおみさんに「ゴリラ」「アメリカに帰れ」などの暴言を吐いていただけでなく、「韓国人がうるさい、さっさと国帰れ」「やっぱり女性の政治家はゴミ」などと、韓国人や女性に対しても差別発言をしていました。問題になるのは当然です。
女性や人種などへの差別発言は特に嫌われており、炎上するのは必然です。
ちなみに、このアカウントは「裏垢」としていましたが、所属先たる徳間書店からクビという処分につながりました。匿名でも個人は簡単に特定できます。フォロワーの中に所属先などを知っている人がいれば、所属先にも電凸され、所属先や契約先はまず間違いなく契約解除といった手段に出ます。残念な行動でした。
しかしながら、差別的なことを書き込める人格面は論外として、これだけSNSの不用意な発言が人生を終わらせる事態を見てきてるはずなのに、それでもやらかす人たちは何なのでしょう。
死なないと信じて高層ビルから飛び降りてるみたいで、非常に気味が悪いところです。
昭和生まれのおっさんである筆者も、厳に気をつけたいと思います。
以上