お金を貯めて自由を手に入れよう

何かを得るためには、何かを捨てなければならない

何かを得るためには、何かを捨てなければならないと言われます。

ダイエットをして身体を絞って健康になるためには、ジャンクフードを控えて、テレビやユーチューブをだらだら見ている時間を適度な運動に充てて規則正しい生活をする、朝少々眠くてもパッと起きて家事を積極的にするといったことが必要であり、ダラダラした時間を捨てて健康な身体を手に入れるというトレードオフの関係になります。

遊びたいときに遊び、食べたいときに食べ、寝たいときに寝るというのでは、お金=自由は得られません。

これと同じように、みなさんや筆者が貯金を着実に増やしたいのであれば、これまでの生活や環境や会う人付き合う人を変える必要があります。

では、具体的に、何からまず捨てるべきでしょうか。

今日は、これを解説します。

財布の中身をきれいにしよう

まず最初に捨てるべきものは、あなたや筆者のお財布の中に入っている、レシートや領収書や割引券やポイントカードです。

お金に対する意識の低い人ほど、またお金を汚いものとして潜在的に毛嫌いしている人ほど、財布の中身が汚く、自分の財産、資産管理ができていないという傾向があります。

また、割引券やポイントカードというものは、あたかもあなたや筆者の支出総額を減らしてくれる、親切なサービスではないかと考えている方もおられるかもしれませんが、そうではなくて、これは、あなたや筆者の消費総額を促すための企業側の施策に過ぎず、実際は支出総額を増やす原因になっているものなのです。

ですから、まず、あなたや筆者が最初にやるべきことは、お財布の中に入っているレシートや割引券、ポイントカードを捨てることで、お金に対する意識を高めて集中しながら、消費(浪費)のい原因を排除することです。

ポイントカードがお財布に常にある状態を取り上げようということです。本当に生活必需品として購入する際に、タンスの奥に詰め込んでいたポイントカードや割引券や割引制度を併用できないか、その時考えればよく、常に使うお財布の中にレシートやポイントカード、割引券を入れておく必要はないのです。

そして、企業の広告や他の人の「こうすれば幸せになる」ということから距離を置き、自分の幸せを自分で見つけることが必要になります。

そうすれば、お金は自然に貯まります。

収入をアップしようとあがく必要はあまりありません。

企業収益を追求する、企業やすでにお金持ちになっている投資家の格好の「養分」になっているあなたや筆者の姿を、少し離れたところから眺めているだけでいいのです。

例えば筆者は今、Starbucksのスターバックスラテなる商品を飲んでいますが、こんなものは、自宅で水出しコーヒーで淹れたコーヒーに、牛乳を足せばほぼ同じようなものは作れるし、キャビアが食べたいと願うならば3パック78円(消費税込み)の納豆を食べればいいし、お米は自分で土鍋で炊いてそのままあつあつで食べれば、別に炊飯器や無駄な保温の電気代もいりません。

タワーマンションに住みたいならば、月に1回くらい、大きなホテルや展望台(福岡には福岡タワーというものもあるので)から絶景を見ておけばいいし、何なら入場料無料の低山登山でもして、町を見下ろせばいいわけです。

これならば、登山口までの地下鉄料金往復(520円)程度で十分幸せが手に入ります。弁当は自分で炊いたおにぎりに自分で淹れたコーヒーやお茶で十分でしょう。

このように、財布の中をキレイにして自分の資産や財産をきちんと管理し、ついでに自己の身体管理や健康管理を行えば、自然にお金は貯まり、自由になっていきます。

それでも、女の子にはモテたいし、タワマンにも住んでみたいノイズたっぷりな筆者からは以上です。