三人目以降の出産で100万円支給

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山梨県北杜市は2022年4月から、3人目以降の子供が生まれた世帯に対し、7歳になるまでに総額100万円を支給する制度を始めました。

市によると、県内自治体の子育て支援金としては最高額で、子供を産み育てやすい環境づくりを目指すとのことです。

新制度は市内に住民票がある世帯で今月以降の出生が対象です。

1人目に出生時10万円、2人目に出生時30万円を支給する一方、3人目以降は出生時30万円、3歳で20万円、7歳で50万円と分割給付します。

これまでは1人の出産に一律10万円を支給していたのですが、段階的に3人目以降への支給額を増やして多産を奨励します。

市によると、3人目以降に対し、分割で手厚く支給することで、出産だけでなく、世帯の定住を促します。

また、首都圏などから地方移住を検討している世帯を呼び込む狙いもあります。

山梨県内では3人目以降の出産を手厚く支援する自治体が相次いでおり、上野原市の出生時30万円、小学校入学時20万円の計50万円、山梨市の一括20万円の支給などがあるとのことです。

限界効用?

さて、こういう子育て支援策はとても合理的だと思います。

2人目、3人目の支援金額を増やす支援の方が、出生率向上にインパクトがあります。

おいおい、実証研究の結果も出てくるでしょうから期待しています。

ちなみに筆者は2人兄弟の1番目ですが、子どもはありがたいことに3人授かりました(妻のおかげです)。

子供も、数が増えるほど親は手を抜くのがうまくなり、「限界費用逓減の法則(?)」が働き、子育てが効率的かつ雑になります(たぶん)。

子育て支援とは別枠で、少子化ストップならびに多子化支援にはもっと力を入れるべきだと思います。

以上

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