10代ティーンになかなか受けないと言われる当社がやっているフェイスブックのお話

facebookサンダル

おはようございます。

2014年1月の配信記事です。

フェイスブックがアメリカのティーンエイジャーには受けていないようなのです。

近頃の若いもんは、というのはエジプト古王朝時代のロゼッタストーンにも記されたという、人類が昔から慣れ親しんできた言葉のようです。

なお本件は未確認でありますので当該碑文を取り寄せての調査を今後前向きに検討してまいります。

これは、時代はいつもすごい早さで過ぎ去るものであり、例えば新しい建物が建築されている現場で、その前にどんなものが建っていたかなど「とんと思い出せない」ことでもよくお分かりになるかと思います。

若年層はそのような時代の波に乗るかのように自ら追随同化し、いつしか自分のものとしていきますが、年長者になっていくにつれ(絶対年齢としては40歳程度からその傾向が始まると考えています(ビルメン王による仮説))、自らのそれまでの波乗り経験が固まってしまい、その上で都合の悪い事実を忘れきれいなキラキラした経験のみを拾い上げた人生杓子を作り上げてしまい、それに固執するあまり新しいものを受け付けることができなくなり波乗り若者に対して大人が大人気なく反発するという人間の業のようなものではないかと考えています(ビルメン王調べ2014による)。

フェイスブックはすでにデファクトスタンダード

脱線しましたがフェイスブックは既に世界中の10億人以上のユーザーに利用された立派な社会的公器といえるものに成長しました。

実はそれ自体がフェイスブックの抱える最大の課題と言えまして、つまり、自身の保護者や面倒な大人の多くが利用しているフェイスブックは、ティーンが望んでいる自由と解放感を阻害しまう息苦しいものという雰囲気を与えてしまっているのではないでしょうか。

ですので、いくらサービスをクールにしたところで、利用している大多数の大人たちがいるだけで、若者はフェイスブックを敬遠してしまうということになります。

そういうわけで、同一サービスプラットフォームに無理やり自由と解放を望む若者を取り込む苦労を考えれば、フェイスブックとしてはそのような移り気な若年層に受ける必要はなく、アメリカのシニア層とアメリカ以外の世界の多数派を握ってしまえば問題ないと考えるのが自然かもしれません。

そして、もしアメリカの若年層に受けるプラットフォームが出てくるならば、会社ごと買ってしまえと達観しているのかもしれません。

そんな企業買収ウォッチャーの筆者からは以上です。

(平成26年1月23日)

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