河野太郎がデジタル大臣に

河野デジタル大臣 慣例の就任会見はせず書面でコメントを発表
8/11(木) 0:00配信
TBS NEWS DIG Powered by JNN

河野太郎新デジタル担当大臣は2022年8月10日、慣例の就任会見は開かずコメントを書面で発表しました。記者や職員を遅くまで待たせたくないということが理由です。

河野大臣は今回の第2次岸田改造内閣で、デジタルや消費者問題、公務員制度改革などを担当する大臣になりました。

河野大臣は慣例として、深夜まで行われてきた新閣僚の就任会見について、おととしの菅内閣に行政改革担当大臣として入閣した際に、霞ヶ関の働き方改革につながらない、として廃止を訴えていました。

河野大臣は10日も、記者やデジタル庁などの職員を遅くまで待たせたくないという理由から書面によるコメントを発表しました。

河野大臣は「国民生活を便利にするとともに、温もりある社会をつくるためのデジタル化をしっかり進めてまいります。その他の担当においても、現状をしっかり把握し、これまで以上に国民の利益になる行政が行えるよう努力してまいります。よろしくお願い申し上げます」とコメント。また、旧統一教会との関係については、「多くご質問をいただいておりますが、統一教会については、関係ございません」としています。

なお、大臣として初の会見は同月12日に行われる予定です。

これは、良い対応です。コメントのみで問題ありません。マスコミの質問も国民の意見を反映しているとは限らず、記者による興味本位の質問が多いこともナンセンス。また夜遅くに会見してもどのくらいの国民が視聴するのかもわからず。会見のために徹夜して作業する官僚職員や警察警備などの手当て、施設、設備コストを考えると税金の無駄としか言えません。各大臣よりプラットフォーム上に新任コメントを出してそのあとに各大臣からのフィードバックをネット上で公開できる仕組みを整えれば、それこそ無駄な税金(コスト)を削減できます。 河野大臣にデジタルによるコスト削減を期待しています。

慣習慣例と、今を流れる時代がつりあっているのかというメッセージと受け取れる、良い試みです。
その疑問と答える姿勢を自民党内で真っ先に手を挙げて即実行に移そうと言動を取られるのは河野さんだと思います。
勿論SNSでの人気取りの延長や、騙されているなどと非難されようとも、実行実現とその結果をどう思うかの手本にもなり得るのが政治家です。
自民党を手放しで応援する私ではありませんが、行動力とそれに見合った与党の中での発信力は、感服致します。

さて、デジタル化は進むでしょうか。