万葉集

〈3651 万葉集 3651番歌  〉

3651をググると出てきました・・・万葉集

3651番歌

新羅に派遣された朝廷からの使者が、佐婆の海(山口県防府沖佐波)で 突如の強風大波にもまれ漂流し、順風を得て豊前国下毛郡(大分県中津市)の分間(わくま)の浦に到着し、艱難を思いで作った歌八首

ぬば玉の夜渡る月は早も出でぬかも 海原の八十島の上ゆ 妹があたり見む 旋頭歌なり

ぬば玉:夜や月の枕詞
も~ぬかも:… てほしいなあ。… てくれないかなあ。
八十島:たくさんの島
妹(いも):. 妻、恋人
旋頭歌:和歌の歌体 5・7・7・5・7・7の6句からなる。

大西訳 夜を渡る月が早く出ないかなぁ・・・島々を照らす向こうに大好きなあなたがいる

この中津市は私の故郷で、和間近くに親戚が住んでいました。
防府市の佐波川、その上流には、山口徳地青少年自然の家があります。

いずれの地も縁があり、3651 なんとセレンディピティ(@@)

日田の邪馬台国女王卑弥呼から数十年、洪水で水浸しになった筑後川付近を捨てて耶馬渓経由で宇佐中津に出てきた一族は、宗女壱与を立てて女王国を復興。その一部はさらに船で東へ向かい、それが神武東征の一つのエピソードとなりました。私見です。