全て自分のせい(一倉定の言葉)

road between trees near snow capped mountains

この世の全ては自分のせい、自分が悪いのだと思うことから始まる

日本の中小企業の社長の社長、社長の指導者として、数千の社長を叱り飛ばした伝説の経営コンサルタント、一倉定(いちくらさだむ)という先生がいました。

本当に、数千の中小企業を渡り歩き、決めない社長が悪い、社長の仕事は決めること、と背中を突き飛ばし頭ごなしに叱りつけ、そうして数千の会社の業績を立て直しました。一倉定先生の教えを忠実に守り、中小企業から大企業へと成長した会社がたくさんあります。

新任幹部や幹部候補生に伝えたいこと

若き幹部たちよ、会社の部門の責任を担うということは、事業の結果責任を負うということは、社業の営業というものは、苦しいものではなく、楽しいものであります。生きている実感が湧くというものです。

会社や組織のあらゆる責任者たるものの責務は、苦しいものではなく、楽しいものであります。

世の中には、苦しそうな営業マンや、苦しそうな責任者も多いようです。しかしながらそれは、その人がそうして振る舞っていて、そう見えるだけである場合も多く、別にそれが正しい姿ではありません。そんなのは標準でもスタンダードでもありません。

責任者たるもの、自分もそのように下を向かないといけないわけではなく、ましてや、勝手にそうなるわけでもありません。会社の社業の一翼を担う、背負う重荷を背負っても、いつもニコニコ、明るく、楽しくやっている人だってたくさんいます。いる比率は少ないかもしれませんが、自分の人間としての器以上の仕事は入りません。

楽しくやる唯一のコツや勘所を一つ教えましょう。それは、死ぬほど打ち込むことです。今死んでも後悔はないと打ち込み抜いた者のみが真の楽しさや、喜びや、成長や、やりがいや、生きがいや、将来性や、夢目標願望など、生きるための軸になるものを見出し、そこに行き着く事ができます。

そういう一所懸命にやり抜いたところに、天職、天命を得る事ができると思います。

ただし、そのような一見酷なことを申し上げておりますが、そうは言っても、自分の人生は自分のものです。別に頑張らなくちゃいけないわけじゃないし人に勝たねばならないわけでもないです。自分にも勝つとか、それ誰得?というのも真実ですし、成長しなくてはならないわけではないです。自分がそれで良いのであれば、自分の価値観次第だし、自分がどうしたいか?どうなりたいか次第です。要は、人それぞれ、です。

自分で選んだ会社やめようがどうしようが、本人次第だし好きにやれば良いです。しかしながら、ただ一つ言えることは入社して数ヶ月や、1年2年チョロチョロで、一度入って頑張ろうと決めた会社や組織や部活を辞めてしまう人間はその結果が残り、人生の経歴書は汚れ天下に晒されるであろうということです。組織や会社に役立つ何の経験も実績も出さず、何の能力も身につけずに、ただ、解放されるためだけに飛び出した人間は確かにストレスから解放されるであろうがまたどこかの鳥籠に入り誰かに飼われて養分にならねばならない。そこにはまた、別のストレスが待っているでしょう。

愚痴、泣き言、文句、言い訳、人のせい、上司のせい、会社のせい、世の中のせい、お客さんのせい、地域のせい、競合他社のせい、商品のせい、やり方のせい、このように、他者のせいに言い出したらキリがないのであり、そして、それを愚痴っている自らは何もやらずに、結果何の改善にもつながらないです。

他人のせいは横において、矢印を自分に向けるべきなのです。この点、この国日本には、とてもよい先例がありまして、歴代の天皇陛下は地震や津波や台風といった天災ですら己の不徳の致すところであると反省し犠牲になった国民を思いやり、涙し私の子であり、宝である国民を傷つけないでくれ、やるなら、私を罰してくれとそういう歌が、沢山残っています。

信号機が赤いのも、郵便ポストが赤いのも、会社が赤字なのも、それら全ては社長のせいだ、と喝破し数千社の中小企業の社長を叱り飛ばして実績を上げた伝説の企業経営指南役、社長の家庭教師と言われた一倉定という方がおられますが、この方も、天変地異すら己の責任、自分でできること以外について心を惑わさず、自分のできることに集中すると言っておられます。

これが、原因自分論の究極型でしょう。

社業の成績が悪いのは社長のせい、部下が売れないのは、自分のせい。部隊が予算達成しないのであれば、部隊長のせい、というわけです。当社のやっている仕事、お手伝いさせていただいている企業や個人や団体の研修や面談や、教育やコンサルティングが効果を上げ、人間的成長が見られ、活躍してくれないのであればそれは、当社のせいであります。

そうすれば、おのずと、自然に全ての言い訳を排除した時にすべき事は何なのか?が分かるようになるのではないかと思っています。他人に言うだけではなく、当社も頑張っていきたいと思います。

以上

予は常に諸子の先頭に在り(栗原忠道中将の言葉)

予は常に諸子の先頭に在り(栗原忠道中将) 「米軍の中でも命知らずの荒くれ揃いで知られる海兵隊の兵士たちをして『史上最悪の戦闘』『地獄の中の地獄』と震えあがらせた…