長年にわたって愛用される便所サンダル(通称ベンサン)について書きます
おはようございます。
2015年10月の合同会社鈴木商店(@suzukishoten)による日本の誇るサンダルメーカーの話をブログ記事としてお送りします。
ニシベケミカルという日本の誇るサンダルメーカーがあります。
世界のホンダが誇るオートバイ界のスーパーカブに匹敵するロングセラー、それがニシベケミカルが提供する「ダンヒル」です。
誰もが一度は公共施設や公民館、体育館などの洗面所で見たことがあるあの茶色をした便所サンダル、文字で書いても全く伝わりませんが、写真を見れば一目瞭然のあのサンダルです。
実はこのサンダルは、適度な重量感あり、履き心地よし、歩いても疲れない適度なゴムの固めの弾力、抗菌性、耐久性にきわめてすぐれております。
最近流行ってきた軽々しいエチレン酢酸ビニルで作られた「クロスライト」なる発泡樹脂でできた足全体を包むような幅広のアメリカ発の「クロックス」なるビーチサンダル系履き物とは一線を画すと個人的には思っております。
最も差が顕著と感じるのはその耐久性です。
夏の暑い中、冬の寒い中、屋外のベランダや庭のたたき台にほったらかしておいても全く変形等劣化しない「ダンヒル」の性能は、これぞ日本人の製品にかける技だと感心するものです。
ニシベケミカルは、古都奈良にあるサンダルの老舗製造メーカーです。
もともとは航空機用のゴム部品を製造していたらしいですが、先の大戦を終え、その硬質ゴム加工技術をサンダルに転用したとのことです。
最近では、カラーラインアップも増えてきて、空色の「カナリヤ」というタイプ(女性用)などさまざまなサンダルが提供されています。
全国のそういったサンダルを集める収集家(マニア)もいるらしく、彼らにしてはそういった希少なサンダルの一足一足が、まるでシンデレラのガラスの靴のように映るということです。
筆者も、最近はもっぱらこのサンダルを愛用しております。
かつて切手収集をしていたことはありますがあまり続きませんでした。
このサンダルで足裏健康といきたい筆者ですが以上です。
(平成27年10月20日 火曜日)
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