積立投資の凄さ

毎日毎日、勤勉にコンビニでお金を落としている筆者と同様のみなさん、今月コンビニでいくら使いましたか。

SMBCグループによれば、毎月1.1万円、はこれは30〜49歳の日本の社会人がコンビニで毎月使ってしまうお金だということです。

ふらっとコンビニに入って、お茶とおにぎり、焼き鳥の3点セットを買ってしまい、あまつさえビール屋ストロング系チューハイといった悪魔的飲み物に手を出し続けてはいないでしょうか。

コンビニに行くとなんだかんだで500円くらいにはなります。

1日平均500円。

これだけ聞くと少額に思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となります。

例えば、毎月1.1万円を20年間続けると、264万円になります。

ちょっと無視できない金額です。

代わりに、その分、米国株に投資していたら
どうなっていたのでしょうか?

もし仮に、過去55年間平均10%の成長を遂げてきたS&P500種指数のパフォーマンスを適用してみますと、20年後には835万円になっていた計算です。

少額だろうが、毎月毎月コツコツ資産形成をすることで、大きく資産が増えることがわかります。

毎日コンビニ500円を使っていた時との差額は、実に1,099万円。

あまり健康的で賢いとは言えない消費に使った▲264万円が、プラス835万円に変わるわけです。

ただ米国株に回すだけで、金融庁が先頃発表した、老後に必要とも言われている2,000万円の半分以上を用意できるのです。

もちろんこれはあくまでシミュレーションなので、
将来の効果を保証するものではありませんが、毎月1.1万円について、

・単にその時の感情や流れに任せて浪費するか
・決めたとおりにコツコツ投資するか

こういう毎日毎日の小さな決定により、将来、大きな差を生まれるということだけは保証できます。

ふらっと立ち寄ったコンビニで使っているお金を
少しずつ投資に回してみてはいかがでしょうか。

少なくとも、あなたが手に取った商品そのものではなく、あなたが手に取った商品それ自体を売っている会社の株を買うのが良いと思います。

その瞬間、あなたは企業の顧客や養分から企業のオーナー、株主側に立つことができるでしょう。

筆者も酒やアルコールを卒業しました。

また、タバコは生まれてから吸ったことがありません。

そのかわり、かなりの額のタバコ会社の株や石油会社、食品会社の株を持っています。

以上