バスがたくさんある街の典型として日本の東西を紹介する話です(西鉄バスと神奈川中央交通)(2014/07/22)

大磯 答えは「黒子のバスケ」

おはようございます。

2014年7月、熱い夏の話です。

鎮西のわが街の名物に、西鉄バスがあります。

正式には西日本鉄道自動車事業本部が中心となって運行する路線バスや高速バスの愛称ですが、グループ保有台数3,000台弱という日本一のバス会社としてその名を全国に轟かせています。

西の西鉄に対して、東は神奈川中央交通が東西双璧と言えましょう。

こちらも直営で2,000台を保有するという大きなバス会社です。

運行路線の広域度では西鉄を凌駕します。

何しろ三浦半島を含む神奈川県の大部分の地域と町田市、多摩市、八王子市などの東京都西方地域を中心に路線バスや貸切バスの運行を行い、更に東京駅や新宿駅といったターミナル駅からの深夜急行バスや、東京国際空港、成田国際空港への空港連絡バスをも運行しているのです。

神奈中(かなちゅう)バスと言えば関東の人ならだれでも知っているフレーズです。

さて人生初めてかなちゅうに乗ってみた

筆者も関東出張の折、大磯から平塚までかなちゅうバスに乗りましたが、今の時代はICカードのどれか1つを持っておけば料金支払いも一秒ででき、大変便利なことを実感いたしました。

さて西鉄バスに話を戻しますと、一台一台、固有の4桁の車両番号が屋根の上に大きく書かれています。

これは、バスジャックなどの緊急事態が起こった際に、どのバスかを瞬時に把握しヘリコプターなどで追跡する際の目印にしやすいようにしているのです。

また緊急時用の行先案内板として、「SOS」が出るような仕組みにもなっており、不測の事態にも落ち着いて対応できるよう普段から訓練を積んでいるのだそうです。

普段使いの交通機関であるからこそ、様々な準備と習慣が必要とされるのです。

これぞプロの技というところでしょう。

車両番号は、バスの前面もしくは後面にも記載されています。

というより屋根の上を見ることは通常困難なので、通常はこちらをご覧ください。

三連休後の疲れた朝の通勤のちょっとした清涼剤になれば幸いです。

同じ車両番号に連続して乗れればちょっといいことがあるそうです(未確認)。

黒バスと言われて黒いバスのことかと返してそれ以上若い人たちと会話できなかった、どちらかと言えば鉄道マニアの筆者からは以上です。

(平成26年7月22日 三連休後の疲れた出社日の火曜日 最終更新:平成28年7月22日 金曜日)

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