日本の魚を我々が食べよう
本は本屋で買う
本は日本の本屋で買います。アマゾンで買うのは簡単です。しかし、私は"e-hon"で注文して、受け取りを地元の書店にするようにしています。
全日本トラック協会が主張するように( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210610/k10013076841000.html )、「送料無料」なんて無いんです。そこには適正な対価があるべきです。先の国会でも「標準運賃」を定める「貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律」が成立しました。
さて、処理水の放出についての中国の嫌がらせ電話などのふざけた反応なのですが、科学的に見れば合理的なものでない事は明らかです。そして、彼らもそれは分かっていると思います。
それでもあれだけの反応をするという事は、「ああいう反応をしないと、現政権が中国国内の政局で厳しい立場に置かれる。」という事だと思います。つまり、対中包囲網的な動きが進む中、日本に何かのネタで一発ガツンとやるべきという強い勢力があり、そこに応えておかないと、国内で後ろから矢が飛んで来るという事なのだろうと思います。要するに、あの過剰反応は「国内向け」でしょう。
その上で言うと、これは厄介なのです。理屈が無いからです。理屈は無いけど、内政上言わざるを得ないというのが最もやりにくいです。論理的な説得が落し所にならないからです。豪州と中国のやり取りを見ていても、例えば豪州炭禁輸の解除については2年半くらい掛かっています。ここまで(理屈無く)振り上げた拳を降ろすには、それなりの時間が掛かるとみておくのがいいでしょう。
なので、その間は日本のお魚をたくさん食べましょう。単純な事なのですが、一番のサポートは我々が食べる事なのです。
中華人民共和国という制度疲労の澱が溜まっているだけですね。繰り返しますが、日本の魚と米を我々日本人が食べる、ということがもっとも日本の立場を強くする、ということだと思います。
なお、筆者は中国というときは1911年建国の中華民国のことを言います。2023年現在も、台北に首都を置き、台湾およびその周辺に実効支配を確立しています。この点、1949年に建国したといわれるいわゆる中華人民共和国、についてはきちんと正式とされる名称で表記してきちんと明確に区別して呼んでおります。