平安京平城京その前の都がいきなり知名度下がりますそんなお話です(2021/03/14)

▼橿原吉野京都旅行を考えています。当方福岡県北九州市出身ですので、前日夕方の阪急フェリーなや乗り、翌日早朝06:00泉大津フェリー到着からの新型コロナ感染症予防の観点も踏まえた自動車移動の旅となります。

▼旅の目的としては、神武天皇東征にならって関西入りするわけでありますが、今回は特に平城京平安京のその前の都であった藤原京、そこで活躍した天智天皇の娘にして天武天皇の皇后、そして自らが天皇、皇太子草壁皇子の母、そして文武天皇の祖母として生きた持統天皇を偲び、藤原京跡を見たいと思っています。実は、特に目新しいものがあるわけではありませんし、藤原京が都であった期間もわずかに16年間と短いものだったとのことで、現地に行っても何もありませんが、そこはやはり、全国の藤原さんの聖地であり、その地に立って天香具山を眺めてみないと日本人としてはわかったつもりにもなれないでしょうと思っています。
▼さらに、藤原京を見た後に、持統天皇も愛した吉野に行きます。桜の名所ですが、桜というより吉野への行幸をたびたび行った持統天皇の気持ちをたどるにも、そこに行っておかないと感覚を掴むこともできないと思うわけです。吉野神宮が山の中にあります。鎌倉幕府滅亡後、京都を脱した後醍醐天皇はここを都にしたので、日本史上空前絶後の混乱時代、南北朝の時代になってしまいました。同じ日本で天皇が2人並び立ち、元号からして異なるという、何とも間の悪い時代が実に100年間続いたのです。
▼吉野詣での後は、橿原市に戻り、橿原神宮を見ます。神武天皇が日向から出て東征を行い、ここで初代天皇として即位されました。脚の長い狛犬を見ないといけません。午後は、京都に向かい、伏見稲荷神社を見ます。たいていの人は神社だけ見るでしょうが、マニア向けの後ろの山も含めると広大な敷地ですから堪能したいと思います。

橿原神宮オフィシャルサイト
(2021/02/28)女性の社会進出といいますが日本には女性が主役だった時代もあったという話をします

▼女性の社会進出というキーワードが叫ばれる令和の日本の世の中であり、二回目の東京オリンピックの最高責任者にオリンピック通算7回出場の、まさに五輪の申し子、その名…