電話番号も個人スマホ(個人携帯)も捨てた日

個人スマホも電話番号も運動健康管理アプリも捨てた断捨離記念日(2021/04/05)

▼おはようございます塾長です。電話番号で筆者に連絡してくる人は、すでにコロナ前においても少なくなっていましたが、2020年~2021年のコロナ下の状況は、筆者のまわりの様相も一変させました。もはや、電話番号で連絡してくる人は皆無となり、筆者に連絡を取りたい人は、FacebookのメッセンジャーかLINEのテキスト既読か、もしくは電子メールで用件をテキストで送るということになってきました。会談はZoomやTeamsで行いますので、厳密には「電話」会議ですらなくなり、もはや個人的通話手段としても、グループミーティングの手段としても、電話というツールを筆者が使うことはなくなりました。使わないのに、月額数千円の通話料金を支払うのはむしろ問題であると判断し、個人スマホと個人PCを手放しました。

▼業務や個人的活動(このブログも含む)も大幅にデータクラウド化されておりまして、テレワーク可能なPCを使えばどこでも業務もできますし、ブラウザを変えれば個人的な事柄も可能(たとえば、公式業務にはマイクロソフト社のエッジ、個人的事柄にはグーグル社のChrome、さらに第三の代替緊急避難的ブラウザとしてFirefoxも用意しておけば完璧です)ですし、そもそもCドライブに保管するような業務も少なく、ブラウザから直接入力したりSNSで書き込むようなことについては個人スマホでなくても個人PC経由ですべてできることが可能となっていたことを改めて確認しただけでした。スマホを初期化してSIMを抜いて知人に無償で譲渡して完了です。抜いたSIMはしばらく保管し(電話は転送サービスを利用)、転送電話がかかってこなくなり次第、SIM自体も解約しました。これで、20世紀の日本電気(NEC)製、N203シリーズから延々と25年使い続けてきた単一の携帯電話番号を卒業したことになります。さようなら、マイ電話番号。

▼電話番号がないので、電話が通じませんが、音声SNSその他のメッセージやチャットツールでやり取りは可能、かつオンラインでのZoomやTeamsでの会合も定例化していることを考えると、昭和の昔から延々と続いた、耳に受話器をあててしゃべるとなんとなく安心する昭和生まれの慣習も、徐々に、順調に廃れていくのでしょう。

▼さらに進んで、いつも左手の手首につけていた、Google傘下のFitbit社の運動健康管理キットもこの際なので、外してしまいました。数日に一回充電しないといけないのですが、その割に別段1日のカロリーを振り返ることもなく、睡眠がどうだったというのも自分の肌感覚で分かればいいや、と思ってしまった瞬間、唯一の「腕時計」として使っていた機能も、いつもポケットか上着に入れている業務用携帯にデジタル表示される時計を見れば良いと思ってしまったところで特段つけている意味を失いましたので、取り外して卒業することにしました。こちらも、左手の手首には、業務時間にはいつも腕時計かFitbitをつけていたことを考えると、自由にPCに打ち込むことができる感覚が新鮮です。素晴らしいことです。腕時計をつけ始めたのは、確か中学校3年の時の、高校入試に備えたものでしたが、そうすると、30年以上左手の手首には何かしらつけていたという生活も、一旦卒業したということになります。

▼最初は良かれとおもって始めたことも、いつしか慣れが支配して、内容や便益や効用を大して感じないようになってからも、延々と続けてしまう、そのような事例は多く周りにあると思います。断捨離というか整理整頓して、自分の心と身体を整えていけば、コロナ下における生き残り策も自ずと見つかるのではないかと思います。最後に全く関係ないですが、池江璃花子選手、日本選手権100Mバタフライ優勝と東京五輪内定、誠におめでとうございます。白血病からの復帰ということ以上に人間のできることの凄みを見せていただきました。それではみなさん今日も良い1日を。

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