社歴1,000年の企業たち

日本人は昔からイベント好きだったに違いない話

日本には創業1000年以上の企業が7社あります。創業500年以上の企業は32社あり、創業200年以上に至っては、中国の9社、インドの3社に対して、日本には3146社あります。世界中の創業200年以上の企業数が5586社なので、実に半数以上が日本の企業で占めていることになります。

特に、金剛さんが創業した金剛組がすごいですよね。金剛さんは渡来人で、四天王寺を建築され、そこの管理を聖徳太子に直々に任されて、そこから1500年。ちなみに金剛ってダイヤモンドの意味だから、三菱のスリーダイヤもなんのその。

池坊華道会もものすごいですね。華道って、お花のお仕事ですから確かに昔からあったのでしょうが、創業587年って、大化の改新とかのはるか前というのが驚きです。こちらも聖徳太子が厚く保護して称揚した、と文献なんかにあるそうです。漢字かな交じり文という「日本語」ができるはるか前のこの時代でも、我々のご先祖様たちは、花を愛でて商売にして(コンテンツ業)、寺を建てて愛でて商売にして(大規模商業施設、教育施設)、おおいにウェイウェイやっていたわけです。

あとは、旅館やホテルに酒造り、そして宗教用具(仏壇とか位牌とか)の製造販売小売業、と続きます。日本人って、昔から本当に、花を愛でて大勢でウェイウェイするのが好きで旅行しまくって聖地(寺院や神社)めぐりして、そして酒を飲んで更にウェイウェイ騒いでいたわけで、とっても今の日本人の正しいご先祖様って気がしますね。

ということで、今からすぐに予定されている国際的大規模運動会イベント「東京オリンピック2020(1年遅れの2021開催)」については、自粛だ健康だ感染症対策だという建前はあるにせよ、本音はやりたくて仕方がない、日本人のDNAがそこに息づいているので私は「やる」に500点賭けようと思っています。

それではまた。