テレビネイティブ世代の絶滅

テレビ世代の終焉

(2019/12/19)テレビネイティブという世代が絶滅していくことが予想されるという話です。

おはようございます。

筆者がテレビ番組(以下単に「テレビ」という)を見なくなって、もう数年経ちました。

これまでは、かすかに家族や子供達と一緒に、NHKの日曜日の夜に、動物系番組の愁眉であるところの「ダーウィンが来た!」からの、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」といったゴールデンタイムにテレビを見る、というような習慣があったことはあったのですが、もはや、もし大河を見たいのであればNHKアーカイブで見るし(残念ながらそこまで興味あるコンテンツがないのでやはり見ませんが)、動物系番組についても、Amazonプライムやその他の動画の世界に、無料(年会費は払っているけど)で見れるのがたくさんあるので、特に決まった時間にテレビの前に座って視聴する、ということはなくなってしまいました。

今や、自宅のテレビは、金曜ロードショーなどにおける映画の地上波放送を録画し、その録画を見るという、お手軽映画鑑賞ツールとなっております。

「行ってQ!」的な国際バラエティおもしろ番組についても、確かに見ていれば面白いのですが、内容の薄さの割に差し込まれる宣伝が長すぎ、これならば宣伝など見る時間がもったいないからお金(会費)で解決してほしいと真面目に考えてしまい、いつしか見るのをやめてしまいました。

そんな、昭和生まれの、テレビネイティブである我々の世代(40代)ですら、タッチできないスクリーンにボタンだらけのリモコンで選ぶ、番組編成の狭い時間帯に、同時視聴もできず、何より、規定された時間にしか視聴できないという、カスタマイズほぼ不能の、リコメンドも何もない、そんなのが「テレビ」だと思ってしまうところ、生まれた時からタブレットやPCやスマホを使っている世代に、これを訴えようとしても所詮無理ではないかと思うのです。

それでも、「昔は良かった」ということを語るための論拠として、いそいそとスマホやタブレットを持ち出し、平成初期の牧瀬里穂のJR東海、クリスマスエクスプレス(in名古屋駅)を動画で平成以降生まれの若い奴に見せてしまう、そんなはかなくも愛らしい、40代以上がざわつくクリスマスの前夜です。

こうして、いずれテレビはテレビという不便なデバイスがあったらしい、という話になると思われます。

これは、2020年オリンピックで4Kテレビが「表面上」売れるということで覆るような話では全くなくて、この、4Kテレビを「購入する」層は、間違いなく昭和生まれの、40代以上の、お金を持っている「テレビネイティブ世代」の最後の残滓に過ぎない、と大胆に予想しておきます。

平成以降の世代は、こんな中途半端なデバイスに過ぎないテレビを買っても、ちっともワクワクしません。

さらに、車についてのワクワク感も減っています(筆者独自調査による)。

むしろ、iPhoneの新作を手に入れたときの方が、新車を買ったときのワクワク感に勝るという感じです。

筆者も、実は車は持っておらず(家族の所有の車を運転させていただく、ということはありますが)、車を自分で使いたい場合は、

①(一番多い)家族の車を運転させていただく
②(①に次ぐ頻度)近くの駐車場でタイムズカーシェアを予約する
③(ほとんど使わない)近くのニッポンレンタカーでレンタカーを借りる

という3択であり、①②でほとんどの用事が済んでしまう以上、車を所有するということに必要性を感じなくなってきております。

そもそも、車を使いたい場合、というのが漸減しておりまして、その結果、移動手段としましては、

④電車・バスなどの公共交通機関
⑤メルチャリのようなシェアリング型移動手段
⑥徒歩、自分の足、エクササイズ

ということで、最近は、ジムに行くくらいなら1駅歩いた方が手っ取り早いし習慣にもなるので、徒歩での移動兼エクササイズを積極的に取り入れています。

何せ、1日3,000キロカロリー消費しなければならない、という過去宣言した日課をクリアするには、前倒しでカロリー消費しておかなくてはならず、例えば完全に時間で均等割すると、朝の8時には、本来1日の1/3である、1,000キロカロリーを消費していないといけないわけです。

しかし、寝ていては、60分で60キロカロリー、すなわち1時間で60キロカロリーしか消費されないわけですので、例えば朝6時に起きたときの消費カロリーは、「わずか360キロカロリー」という強烈ビハインドの状況から始まるのです。

ここから巻き返して行くには、朝の通勤の時間を少し余裕を見て、歩いて通勤して数百キロカロリーを稼ぐしかありません。

こうして、朝8時に1,000キロカロリー、までは無理にしても、午前中、すなわち昼食の時までに1,500キロカロリーに到達しておけば、その日のカロリー目標は見えたなという気になります。

そうしないまま、デスクワークに没頭して残業なんかをしてしまうと、帰りも歩いて、さらに夜中の12時までの直前に、近くの公園をダッシュして往復して帳尻を合わす、というようなことになりかねません(そんなことは当然できず、「目標予算未達」で終わってしまうことも多く反省しています)。

なんでも、準備して予測を立てて、前倒しで取り組んでいくようにしたいものです。

今日もとりとめのない話になりましたが、とにかく、何かをやりながら複数の目標に到達するように、いろいろな活動を、まとめる、そして(手待ち時間を)減らすといった取り組みが、まさに働き方、生き方の改革につながるのではないかな、などと考えています。

本当は、ジムに行くお金(おこずかい)が足りない筆者からのコメントは以上です。

(2019年12月19日 木曜日)

この動画の動画解説はこちらです

2019年12月19日記事
https://www.youtube.com/watch?v=v3rwE7GQhQg&t=7s

チャンネル全体はこちらhttps://www.youtube.com/channel/UCk0VShahJTbsvir3NC3vPxA/

▷▷次のページは

(2018/06/22)筆者史上四半世紀(25年)振りに体重60キロ代まで戻すことに成功した話です