コラボプラネット株主総会

事例研究

Oさん、コラボプラネットの株主総会出ますか?筆者は別件あり行けないので。いつも急ですがご提案します。
Oさんは、当社(合同会社)の社員ですから、問題なく総会出席できます。
同社の直近第10期の貸借対照表、損益計算書を共有します
雑に筆者の評価をここに書いておきますが(数分で)
①10年かけて、50百万円の株主資本を集めて(ファンディーノで資金調達、個人や中小法人から)、限界集落教育塾モデルを構築しようとするも生徒獲得ができずに失敗。一番の原因は、一緒にやっていた創業メンバーの仲間割れ。そもそも組織化が不得意な田舎の塾をシステムで一気に束ねるというのに無理があった。残ったのは100百万円の損失だけという惨状。
ただし、残念ながらというか、諦めが悪いというか、創業者のNさんは死んでなく諦めてもいない、なので会社は存続。本来なら会社は清算して、株主にはゴメンナサイをして、いちサラリーマンやラーメン屋バイトとしてライスワークに没頭すればいいのでありますが、そうすると、この投資や創業、スタートアップの世界には二度と戻ってこれないので、踏みとどまっているわけです。
そういう、がんぎまりにキマってしまっている輩にかける言葉っていうのは特になくて、せいぜい頑張りな、という程度になるわけですが、残念ながら筆者はそれ以上のアドバイスを求められる立場のようですので、以下秘策を授けようと思います。ただ先方に聞く気がなければ全く意味ないので、本当に助かりたくて足掻くときが来るまで待とうと思っています。Oさんあたりが話していただくのは全く構いませんが。
(事業アイデア)九大生限定格安オンライン家庭教師を打ち出す。九大の生協で家庭教師登録を募って数を増やす(特に女子大生が教える数学などが付加価値高い)。ある程度登録増えたら、生徒をオンラインで募集。生徒はどこでも良い。中学生に限らず、高校生も行ける。小学生も、英進館生かせるより、現役九大生に勉強のやり方教えてもらうほうが遥かに楽(で、格安にする。大手の同様サービスの半額にすれば必ず客集まる)。九大生の獲得方法については、A社の代表Yさんにでも助力を仰げばよろしい。全て、(誤ったところも多いけど生徒の保護者に差し込まれている)九大生ブランドに課金させるという身も蓋もないビジネスモデルです。コカ・コーラ売るのに等しいし、N社長は嫌がると思いますが、嫌がっていながら10年結果出てない現実は見つめ直して、ピボット(転進、路線変更)を図るタイミングなのかもしれません。以上
(追伸)筆者はブランドが悪いとか、本質を見極めろとかそういうことを言っているわけではありません。他人が価値を感じるものに素直にフォーカスして、それを他より安価に適切に提供する販売業者に徹したほうが、独りよがりの社会課題解決型ガー的ソーシャルビジネススタートアップなんかより、よっぽど成功確率が高く、かつ涅槃の境地に到達できるのではないか、と思っているだけです。補足以上