母親は大学院生
耳をすませば
耳をすませば、の主人公月島雫(中学3年)のお母さん、月島朝子さん(43)。
月島朝子は「耳をすませば」の主人公・雫の母親。年齢は43歳。
夫は市立図書館勤務(原作では県立図書館勤務)の夫・靖也(せいや)。
なかなか個性的な夫婦と言えそうです(笑)。雫の姉・汐(しほ)は18歳の大学生。
43歳で18歳の長女がいるということは、朝子は25歳で汐を出産したことになりますね。
月島朝子の性格は、細かいことにとらわれない、サバサバとした性格の持ち主。
それでいて内側にはかなりのエネルギーを秘めた女性のようです。
そうでなければ家事をこなしながら、大学院に通うことはできませんからね。
夫と同じで、汐と雫に必要以上に口出しすることはありません。
無関心のようにも見受けられますが、娘たちのことはよく見ており、雫の気持ちの変化にもしっかり気が付いていました。
やさしく2人の娘を見守るタイプの母親のようですね。
抜けたところはあるがしっかり者の母親
授業が休講の日はいつも朝寝坊。
出かけるときには財布を忘れる上に、財布の置き場所まで忘れるくらいですから、朝子にはちょっと抜けたところもあるようです。
それでいて雫のお弁当はしっかり準備するあたりは、しっかり者の母親という印象があります。
「耳すま」月島朝子はなぜ大学院生なのか。
専業主婦かと思いきや、雫の母・朝子は大学院に通っています。
2人の娘の母親で、家事もある中で大学院に通うというのは大変なこと。
なぜ朝子は大学院に通っているのでしょう?
月島朝子が大学院に通っている理由は、作中では不明です。しかし、あの時代にこの世界観でアニメ作品作り世に出してしまうスタジオジブリの先見性を感じずにはいられません。そう、わたしも上映時は大学生、一緒に男と見に行きましたが、衝撃でした。もう一人の主人公の天沢誠司くんが、中学卒業したらイタリアに渡ってヴァイオリン職人になろうというのと同じ、好きなことを貫く人間としての軸を感じたのです。ヤバいじゃん俺、って思いましたね。
さて月島朝子は娘たちの子育てが一段落したことで、大学院に通い始めました。
夫や娘たちの理解や協力を得た上で、勉学を再開したようです。
朝子は大学卒業後に結婚したことはわかっていますが、詳しい経歴は不明。
卒業後、どんな仕事に就いていたかについてもわかっていません。
ここからは推測になりますが、朝子はもともと勉学が好きで、機会があれば学問を再開したいと思っていたのかもしれません。
夫の靖也が郷土史家として研究をしていることも、朝子に影響を与えていたと考えられます。
そして次女の雫が成長し、手がかからなくなったタイミングで大学院に通い始めたのではないでしょうか。
社会人になってから勉強を再開したい方は少なくないと思われますが、それを叶えるのは大変なこと。
朝子のパワフルさがうかがえますね!
月島朝子の専攻、大学院で何を学んでいるのかについて、残念ながら映画の中で描写はありません。
大学在学中に学んでいたことを再開したのか?
それとも社会人として、また母親として生活する中で、新たな興味や関心に突き動かされて何かを学ぼうとしているのか?
動機や大学院での専攻については不明なままでした。
作中では詳細は語られていませんが、43歳になって大学院に通うという母親の姿勢が、雫に影響を与えていることは確かだと感じられます。
雫も勉強そっちのけで、小説を完成させようとしていましたからね。
何歳になっても新たなことに挑戦するという朝子の姿勢は、私たち視聴者も見習うべきことだと感じます。
大学院卒業後に月島朝子は何の仕事(職業)に就くのか興味が尽きません。
月島朝子が大学院に通う前にどんな仕事をしていたのか?
また大学院を卒業後にどんな職業につくのかについて、残念ながら作中での描写はありませんでした。
あくまで大学院での勉強は自身の探究心を満たすためであり、勉学とは関係のない仕事をするのか?
あるいは研究に関係する職業につくかについては不明。
2人の娘の教育費がかかることを考えると、おそらく朝子は仕事をすると思われます。
いずれにしても持ち前のパワフルさと快活さで仕事と家事を両立していくでしょうね!
まとめ
「耳をすませば」に登場する月島朝子が大学院に通っている理由を解説しました。
月島朝子が大学院に通っている理由は不明だが、学びたい気持ちによるものだと考えられる
専攻は不明
卒業後の仕事についても不明
朝子の学ぶ姿勢は娘の雫にも影響を与えていると考えられる
最後に、このような妻で母親の大きな挑戦を後押ししている夫・月島靖也(せいや)さん、あなたは偉いです。全世界に自慢していいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!