(2020/02/13)思い切り「話す」ことができる空間を探すのは結構難しいという課題について一つの解決方向が得られたので報告します
おはようございます。
2020年2月の働き方に関して考えたことを共有するという記事になります。
遠慮なくしゃべれる空間、というのは意外にないという「課題」に気づいているのですがソリューションが見当たりません。
みんなのトイレ、といった閉塞空間で電話したりすることがありますが、やはりトイレはトイレとしての用法で使わないといけないので当然落ち着かず、そうかといっていわゆるシェアオフィスのフォンブースはまだ地方都市福岡では少ないしいつも一杯です。
いわゆる普通のオフィスでの事務作業の時に、取引先から携帯に着信があった時、特に価格交渉といった「微妙な」話をする際には周囲に聞かれないように、こそこそ給湯室や共用スペース、使われていない会議室に入り込み、居場所を探すと言うのは、よく見る光景ではないかと思うのです。
したがって、これからの働き方においては、密閉スタジオのようなものが流行るのではないかという仮説を立てていますが、どうしても遠慮なくしゃべれる空間、というのは意外にないという「課題」を解決しうるこれぞという解答がないまま悶々とした日々を過ごしていたのですが、最近、ある方から、非常に斬新な話を聞くことができましたので共有します。
電話で秘密の話をする、もしくはオンライン英会話塾で自分のつたない英語を他人に聞かれないように画面の向こうの講師にだけ「披露する」といったことを取り組む場所として、みんなのトイレ(車いすの人も入れる)、カラオケボックス、はたまた誰も来ない田舎の駐車場の真ん中、といった空間で電話したりオンラインミーティングをしたりしていますが、やはり当然落ち着かず、そうかといってシェアオフィスのフォンブースは少ないしいつも一杯です。
この点、カーシェアでは、一部「そういう」利用がされているようなのです。
すなわち、 「車内には乗ってるけど、全く移動せずに終了時間がくる」という、カーシェア運営業者的には??となる、謎のユーザーが一定数いて、そうしてそのようなユーザーに対して利用方法を調査するに、「そういう」利用方法をしていたらしいのです。
つまり、営業車を路肩に留めて客先や自社のバックオフィスや上司に電話する、というような使い方を「逆の発想」でしていたという感じです。
これは、カーシェアという車の密閉空間をうまく利用したサービスラインナップと言えそうです。
つまり、移動しない人には、停車中割引などで安くしたら、そのままカーシェア上の車中を、密閉されたシェアオフィスよろしく使ってもらえるということなのです。
問題になりがちな、PCやスマホの「電源問題」についても、車のジャックから電源をうまく供給すれば解消できますし、エアコンもつけることができるので、走らなくても立派なオフィスができるということなのです。
もうこうなったら、移動するオフィス、という形の専用車を、昔のヤマト運輸のセールスドライバー専用車のように開発して、そしてカーシェアに置くようにすれば、そのまま移動するオフィスとして使い勝手が増すような気がしてきました。
このアイデア、だれか一緒に試してみてほしいと思いました。
もちろん、アイデアだけでは全く話にならないのですが、筆者がずっと問題点として考えていた課題の解決の一つの方向性かもしれないので、もう少し大事にして深堀りしていきたいと思います。
早速タイムズカーシェア会員として、まずは移動しないカーシェア利用を行ってみようと考えます。
まずは、この記事の解説YouTube動画の録音でも、車中で初めてみようかと思いました筆者からの配信記事は以上です。
(2020年2月13日 木曜日)