(2020/04/09)iPhoneの日本語文字入力方式「フリック入力」を細かく科学し考察するというマニアックな記事です(神は細部に宿る)
本日も晴天の柔らかい日差しの中、1日が始まりました。
写真は、みなさんご存知、栃木県足利市が生んだ書家で詩人、相田みつをさんの1989年発表の詩、「うばい合えば」の最初の一節です。
うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
英訳
if we scramble for the one each other, there is not enough
if we share with each other, there is plenty left over
あらためておはようございます。
緊急事態宣言2日目を福岡県福岡市にて過ごしております筆者からの配信記事です。
当初緊急事態宣言の対象から漏れた愛知県や京都府が、追加で発令してほしいといった話も出てきていますが、この国民相互監視の中の社会的距離感の取り合いという、終わらないゲームに入ることは、相当の心理的負担を伴うものですので、受け入れる側の覚悟を要求するものになります。
ですので、軽々しく宣言してほしいといった、どこまでも他人任せの考えでは、人間同士を媒介する、感染症に対応するなど不可能でしょう。
徹底した自己防衛しかありません。
それが自らおよび自らの近くの他者を守ることになります。
検温、手洗い、うがい、自炊、顔を手で触らない、マスク、徒歩、自転車移動、このように考えますと、生きるということがどのようなことなのか、改めて深く考えます。
さて、このようなことを書いて記録する手段として、PCよりもスマホ、iPhoneメインで記帳できるよう、改めてiPhoneの日本語入力方式を見つめ直してみました。
ライフハックものの動画や紹介サイトでは、しきりに日本語入力をフリック入力1本にしたほうが良い、という指導というか推奨、要請がなされているのですが、筆者はフリック入力とタップ入力の混在が最も入力速度が早いのではないかと考えているので少し解説しようと思います。
あ行の言葉を入力する時に、フリック入力とタップ入力に差はありません。
「あ」なら、「あ」、「か」なら、「か」を触ればいいだけです。
問題は、「い」、「う」、「え」、「お」、この母音の行をどのように表示させるかです。
結論として、筆者が推奨してそのように自らをチューニングした方法は、
「お」の行は下向きのフリック入力で対応するけれども、「い」、「う」、「え」の行はタップ入力(2回、3回、4回)で対応する、というものです。
「え」の行を、「右方向フリック入力」というふうに身体、というか脳と指に覚えさせるより、4回素早くタップした方が速いんじゃないか、というのが結論です。
つまり、「あ」行と「お」行は、フリックに準じて一回で入力し、い、う、えの3つの行については、何回かタップして該当のものが出るまで待つという方法です。
「お」の行だけ、5回連続タップするより、下向きにフリック入力すればよい、とだけ身体と頭に染み込ませます。
!や、?、句読点についても、フリック入力の方向をいちいち覚えるのは無理だとあきらめました。
ただし、5回もタップするのは多すぎるので、おの行だけは下向きフリック入力一択として、4回を超えてタップすることを禁じます。
小さい「っ」については、「た」の3回入力+小文字タップで合計4回となります。
「た」を6回タップすれば小さい「っ」が出てくるのですが、6回タップするのは多すぎます。
これが、筆者の編み出した、iPhone日本語入力方式、「タップ&フリック混在入力方式」です。
もちろん、個々人によって最適な入力方式は違うと思います。
ただし、自分の能力や求められているニーズに合致した動きができれば、行動が制限された中でも、楽しみや自ら独自のやりがいは生まれて来るのだと思います。
大切なのは自分で考え続けて小さく試してみること、失敗も経験と捉えて前向きに進むことだと思います。
今日の記事はこれまでにいたします。
共に生き延びましょう。
実は、完全フリック入力に挑戦したけれども指が動かず、失敗しただけのこちらからは以上です。
(2020年4月9日 木曜日)