成長期が終わった時の体型を保つことは結構大切だと思った話です(2021/03/09)

▼人間、だいたい18歳くらいまでに身体の成長は終了します。子供は赤ちゃんから成長していきます。ちなみに成長のスピードとして一番はやいのは、母親の子宮の中に胎児としている時期でありますが、それを除くと、幼児期と思春期は急成長します。ビタミンDとカルシウムを豊富にした、体に良い食事を取っていれば、女子の場合、ほとんどが10~14歳にかけて成長し、16歳までに完全に止まります。一方、男子は12~16歳または18歳まで成長します。つまり、ほとんどの男子女子の成長は、高校卒業程度の18歳で止まるというわけです。そして、まれに20歳を過ぎても成長が続く場合がありまして、例えばこれを書いている筆者などは、高校卒業時の18歳時に168cmだった身長が、大学卒業時の22歳に172cmになっていた、すなわち1年あたり1cmではありますが着実に伸びていたという個人的な経験がありますが、それは成長板または骨端軟骨と呼ばれる骨の末端近くの軟骨がまだ若く残っていて成長が続いた、という説明がなされます。

▼さて、そのように一旦出来上がった18歳時点での身長については、その後もよほどのことがない限り変わりませんが、容易に変わりゆくのが体重の方です。人間、自然に成長した18歳時点での体重は、だいたい世界保健機関(WHO)でも推奨されているBMI22に近い値になっているのですが、その後の生活様式の変化や不摂生により、筆者も含む大抵の人は体重が増加する傾向になってしまいます。ちなみにBMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。成人ではBMIが国際的な指標として用いられています。健康を維持するためは日頃からBMIを把握し、この値を22に近づけることが重要だとされています。

  • BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
  • 適正体重 = (身長m)2 ×22

▼さて、この身長と体重のバランスを、18歳時点の(高校卒業時の)ものに保つというのは、それまで成長一辺倒に来ていた会社を巡航速度で安定させるようなもので実は大変なことなのです。いつまでも、若い身体で無理が効くわけではありませんで、代謝は確実に落ちていきますから、あるものをうまく活かすように食生活等を変化させていかなければなりません。それができずに、加えて大人になってさらに投入される各種の嗜好品、酒やタバコ、さらには夜ふかしに朝寝坊といった習慣は、簡単に身体にダメージを蓄積させます。体重と体脂肪率が急上昇し、寝てもいびきで良質な睡眠を取れず、頭は冴えずにいつも霧がかかったような状態になってしまうのです。

▼これを防ぐためには、早寝早起き、胃腸に負担をかけない食事、それから食事と食事の間を充分にとって、胃腸や内臓を「消化」という大変な作業からいくばくか「解放」してあげることも必要です。プチ断食などとも言われますが、そもそも、雑食の人間はお腹が空いてから食料を調達し、その過程で集中力と運動能力が高まり、目は研ぎ澄まされてきたわけですから、もう少し、現代の我々も「空腹と友達になる」「空腹をいそしむ」ことで、原始の先輩たちが自然に身につけていた集中力や洞察力にあやかりたいものだと思います。

▼このように書いているのも、この筆者の体重が、ついに本日63.7kgに到達し、高校卒業時(18歳時)に戻ったからであり、たしかに頭が冴えているように思えたのです。高校卒業時の身長は168cmでしたので、厳密には異なりますが、実に、28年ぶり2回めの体型に戻ったということで、今日は記念日です。しかしながら、体脂肪率が高めなので、その辺はさらに絞って筋トレする必要はあると思いますが、まずは外形的にも目標を達成したということで、ここに記させていただきました。

▼過剰なダイエットではなく、「空腹の感覚を楽しむ」という感じで取り組めば身体が勝手に反応して、自分の理想の体重に戻ろうとするようなそんな気もします。脂っこいものではなく新鮮な野菜を食べたくなる、といった食志向の変化もあるようですので、おすすめです。次は、もう少し体重を減らしたところで、外食に豪遊してみたいところです。

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