世間はお気楽
イーロン・マスク退任
アメリカのソーシャルメディア大手、ツイッターのイーロン・マスクCEOは、20日、後任が見つかりしだい、ツイッターのトップを辞めると明らかにしました。マスクCEOは、18日から19日にかけてツイッターのトップを辞任すべきかどうか、ツイッター上で利用者に問いかける投票を実施し、その結果、辞任すべきが57.5%と、賛成多数となりました。投票結果が明らかになってから1日以上たった20日夕方、マスク氏は自身のツイッターに「CEOの仕事をやりたいという愚かな人が見つかりしだい、私はCEOを辞める。辞めたあとは、ソフトウエアとサーバーのチームのみを率いる」などと投稿しました。投票で辞任すべきという意見が多数を占めたことを受けたものとみられます。アメリカメディアは、マスク氏が新しいCEOを精力的に探しているという関係者らの証言を伝えていますが、マスク氏は今回の投票に際し「後継者はいない」とツイートしていて、新しいCEO選びは難航していることもうかがえます。
まあ、なんというか、世間は表層的で適当だなぁと、つくづく思うところです。
別に、社長(CEOかアメリカじゃ)を退いたとしても、イーロン・マスクはほとんど全てのTwitterの株主なので、発言力は社長なんかよりはるかに上なわけだ。
なので、「自分から辞めたいわけではなく、投票で辞めろというから辞めた」なんていうお気楽てきとうな理由で退任して、後任を指名しちゃえば、その後任社長に会社運営の責任を全部押し付けることができ、しかも影響力は、ただの社長なんかよりはるかに大きいという、なんとも都合の良い状態になる。スター・ウォーズの闇皇帝かよ、って感じです。さて、会社を買って社長に就任して中を見たら、実は結構ひどい状況で、こりゃたまらん。いったん責任を負わない状態になるか。という作戦だったりするのかもな。そういうわけだから、後任社長はメチャクチャ大変。それをおして、後任に選ばれようと運動するのは、超ドライに社内をバッサリ建て直す、非情で冷血な、そんな必殺仕事師だろうな。そんでバッサリやったら、あっという間に業績回復とかね。全ツイッター民は課金されろ!