選挙あれこれ
鳥めし弁当がうまい季節
選挙活動をしているボランティア筆者です。
写真のようなお弁当の差し入れをいただきます。
この鳥飯弁当、めちゃくちゃうまいのですが、さすがに朝昼晩朝の4食連続だと少しきついかな。。とも思います。
それでも、差し入れ、応援、とても嬉しいです。
個人的には、のり弁も好きです。
今回の、衆議院議員総選挙2021の投票日は2021年10月31日(日)。期日前投票もやっているので、ぜひ一票を投じてください。
さて、当社の広報アンバサダーの鈴木愛さん(インタビュー記事は下に)から、そもそもなんで選挙に行かないといけないの的な質問をいただきましたので、ご質問にお答えする形で書いてみたいと思います。
そもそも、18歳から35歳くらいの人向けに、選挙にいかないと自分の老後はどうなるかを一筆書いてほしいとのこと。
質問1 今回の選挙は誰を選ぶ選挙なのか。
国会というところがあります。
国会は国権の最高機関、と日本国憲法に書いてありまして、法律を作ることのできる唯一の機関です。
国会には衆議院と参議院がありますが、今回の選挙では、全国289小選挙区で選出される衆議院議員と比例区で選出される衆議院議員を決めることになります。合計の定数は465です。
国会の構成員である国会議員を決めるのが、選挙というものなのです。人が人を選ぶ。選ぶ基準は無限です。イケメン度でもなく美人度だけでもなく、頭の良しあしだけでもない、人格すべてと支持母体や所属政党、それらすべてをモリモリにした候補者というものに、投票するという非常に無駄だらけの制度です。
質問2 選挙にいくといいこと
実は、選挙に行くといいことって、べつに何もありません。
ただ、人類が多くの血と汗と涙を流してたどり着いた、国家運営の最善の方法として編み出された選挙という仕組みを学び、実際に体験してみれば、人が人を選ぶことの難しさ、正解のなさがわかり人生が少しは面白くなるかも知れません。
少なくともTwitterで他人や他者や環境に、ただ文句垂れているよりは、自らの力で社会にアクセスする、一番手っ取り早い手段でしょう。
それが選挙です。
質問3 選挙にいかないと悪いこと
では、選挙にいかないとどのような不都合が起こるでしょうか。いまのままの、暇で文句だけは多い高齢者に寄り添った政策だらけの国のまま、少子化が進み、人口減少により国が亡ぶでしょうね(個人の意見です)。
でもそれは、特に今生きている高齢者にとっては、自分が死んでから起こることでしょうから、そうした人たちにとっては、あんまり関係ありませんね!(個人の感想です)
(参考)別記事にて、このような意見を当社は持っておりますので、ご参考ください。
4 1票の重さってどれくらい?
投票用紙は軽くて1gもありません。ちなみに紙ではなくて、折ってもあとで開くプラスチックなんですよ!知ってました奥さん?
さて田舎の選挙区の1票は、都会の選挙区の2倍重いです。
なので、重さを感じたいなら離島や限界集落への移住がオヌヌメ。
5 期日前投票のご案内
投票する理由もさまざまならば、投票しない自由もあります。
理由なんか無いのです。
しかし、思い立ったらとっとと投票してしまったほうがスッキリします。
期日前投票も、当日の投票も、実はなにか選挙管理委員会から郵送されてくるはがきがないとできない、と思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
本人の身体以外、何もいらないです。
期日前ならば、お近くの市役所にとりあえずGoGo!!
筆者も期日前投票済ませてしまいました。
なお、選挙にいったら出がけにもらえる、「投票済票」を見せたらランチ割引みたいな選挙割サービスもある地域もあるので、お近くの飲食店で試してみてください。
6 「一票の重さ」が田舎にいくと2倍になるのはどうしてですか
はい、当方の回答に対する追加質問をいただきました。
日本の現在の衆議院議員選挙区は、全国津々浦々を289の選挙区に分けています。
しかしながら、有権者数がその中で一番多い選挙区と、一番少ない選挙区を比べると、だいたい2倍の差ができてしまいます。
これが、いわゆる「一票の格差」です。
すなわち、同一の衆議院議員選挙の選挙区の間で有権者数あるいは人口数が異なっていることで1票の価値あるいは選挙区民一人ひとりの価値が異なっていることが指摘されるのです。
具体的には、
選挙人名簿登録者数及び在外選挙人名簿登録者数(2020年9月1日現在)
最も有権者が多い選挙区 東京都第10区 481,534人
最も有権者が少ない選挙区 鳥取県第1区 233,060人
となっておりますので、この2つの選挙区の一票の格差は、2.066倍と計算されるのです。
つまり、田舎に移住して選挙に参加した方が、同じ1人の小選挙区選出議員を選ぶのに少ない有権者数で選べるので、お得ということになります。
これが、田舎の人ほど選挙権が多い、と指摘する根拠です。
7 ちなみに
ちなみに、これ書いている筆者は、絶対選挙行くべきという思想は持っておりません。
行くのも自由。行かないのも権利。それぞれの自由です。
むしろ、疑問があるなら、別に選挙に行かなくてもいいと思っています。
そもそも、選挙絶対行こう!キラキラ!みたいなのは嫌いです。
行かなくてもいいし、白票出してもいい。
それが本当の自由というものやないですか?
北朝鮮やシンガポール、ロシア並みの得票率にはなりたくないし、また、クソババアかエロジジイ、もしくは物忘れじじいかえろ爺しか選べない某世界最強の共和国の大統領選挙とか、そういうのに比べて、日本の最高の権力者を決める衆議院議員選挙のなんと平和的なことでしょう。
それでは、皆さん、選挙のことについて、この記事で少しでも理解が進めばわたしは本望です。
以上