迷わず警察に告訴して下さい

初めてドライバーで200ヤード近く飛んだスクリーンショットになります。さて本日は、誹謗中傷やいじめなどの具体的被害を受けたらどうすべきかについてお話しします。

たとえば、高1の娘がクラス女子から事実無根のデマをLINEで拡散されました。証拠もあります。学校は、事情は把握したが情報提供者の許可なくスクショが使えず指導できないと言います。法律上無理なのでしょうか、というお題で話します。

まず、当事者に過ぎない学校が言ってる事はでたらめです。無視してください。そもそも学校に指導を期待するのが間違っています。

デマ拡散は名誉毀損罪・信用毀損罪・偽計業務妨害罪のどれかに該当します。刑法犯です。れっきとした犯罪です!

指導なんていう次元の問題じゃありません。

学校に相談したら揉み消されるのがオチです。何故なら生徒に犯罪者が出たら責任を問われたり評価が下がるからです。多くの教師は一人の生徒を守ることより自己保身を優先します。

この点、日本国憲法および日本国の法律はお子様を守ってくれますので安心してください。

学校なんか無視して下さい。当てにしちゃ駄目です。そして国家機関たる都道府県警察に告訴してください。気をつけて欲しいのは被害届を出すのではなく、「告訴」をして下さい。

警察には「告訴します。告訴です」とはっきり伝えて下さい。口頭ではなく書面で「告訴状」を提出してください。手続きに自信がなければ弁護士等の専門家を雇うと良いでしょう。なお、弁護士目指して予備試験受けてる筆者でも対応できます。ご相談ください。

何故被害届ではなく告訴でなければならないかというと、告訴があった場合警察は直ちに捜査する義務があるからです。それに対して被害届は放置されたり後回しにされることが多いのです。警察は面倒くさがりなので「被害届ですよね」と聞いてくると思いますけど、「いいえ、被害届ではなく告訴です」とキッパリ答えて下さい。

そして次に、内容証明郵便で、相手方に損害賠償請求を行って下さい。請求する金額には相場があります。おそらく10万円〜50万円位だと思いますが、弁護士に相談すると良いでしょう。こちらも、代理人たる弁護士からではなく、ダイレクトに本人やその保護者から内容証明郵便を送れば筆者でも相談に乗ることができます。

先に損害賠償請求をして、告訴をちらつかせて賠償額を釣り上げるのもひとつの手ですが、それは被害者ビジネス的ですし脅迫的ですのであまりオススメしません。

また、相手方が損害賠償に応じたからと言って告訴を取り下げる義務はありません。犯罪者には民事刑事の両方で罪をキッチリ償って頂くのが宜しいかと存じます。

まあ、高1とのことですので初犯ですと不起訴か家裁送致のどちらになるか微妙ですが、警察に事情聴取されるだけでも相当なストレスです。任意聴取でも相手にお灸をすえる程度の効果は期待できます。相当悪質な事案だった場合逮捕の可能性もあります。ブタバコに放り込まれたらそりゃもう懲り懲りでしょう。二度とデマ拡散なんてしなくなるはずです。

というわけで、お子様を守るためには保護者様が「ことを荒立てる」という勇気を持つことが必要です。

穏便に済ませようとすればお子様は更に傷つき、追い詰められるでしょう。最悪の場合自死を選ぶ可能性もあるということを理解してください。

それでは頑張って下さい。応援しております。いつでも当方にお問い合わせください。