自学自習が最強
私の高校1年生の時は、黒板を使った数学の授業はありませんでした。入学して数学の最初の授業の時、先生がこられて何も話さないでそのまま教壇に立っておられました。それで誰かが、なぜ授業をされないのですかと聞いたら、大学の受験で失敗し、悲しんでいる生徒達を見てきて、次のように考えるようになった。勉強は自分でしないと力はつかない。それで、黒板を使った授業は一切しない。授業中は、自分で勉強して、分からないことを質問してください。それで、黒板を使った授業は1年間なかったです。
それでも、高校3年間バレー部でバレーボールをしていて、生徒会長もしていた同じクラスの友人は、現役で、東大の医学部に入りました。
私もこの方法は合っていたようで、数学の力はすごく伸びました。その後高2の最初は、6回くらい続けて満点を取ったりもしました。
余談ですが、東大の医学部に行った友人に勉強方法を聞いたら「7回読む」と教えてくれたという話を最近知りました。山口真由さんも同じことを言っているようです。
先生の試みは、とても素晴らしいと思います。生徒によっては、質問だけのクラスを作ったり、自宅で学習して、質問だけ受け付けるようなクラスも、これからはありではないかと思います。
同じ方法で、一律に生徒を伸ばそうとする日本の教育の方式の時代は終わっていると思います。
教師より、生徒の方が優秀な場合もあります。いろんな教育方法の提供が求められていると思います。
ご活躍を期待します。
先生に刺激を受けて、私も時間ができたら、数学の教材とビデオを作ろうと思います。