変な奴

すごく腑に落ちた天才数学者の言葉

---子育てにおいて

常に自分なりの意見、答えを持てと伝えている
正解を求めるのではない
正しいかどうかは親ではなく最後に自分が決めること
客観性を求めるのは無意味
正しいとか間違っていると決めるのは主観的なもの
自分で闘って自分の答えを見つけろ

私たちは瞬間を生きている
今正解と思っても未来は別の概念が出てきて覆されるかも知れない
だったら世間の常識に囚われず自分が信じる道を貫け

---自分の子ども時代
油絵かピアノで生きていこうと思っていた中2のある日、NASAの番組を見て心が動いた。父親にどうやったら宇宙の仕事ができるか聞いたら、まずは有名大学に行かないとダメなので、今の成績じゃ無理と言われた。
次の日から絵もピアノもやめて勉強に取り組んだ。

大学受験で理学部数学科を目指すと言ったら反対された。数学は自分で学べるから、新しい発明や役に立つものに数学を使えと。
→結果、工学部に進学→人に使われる物に落とし込み課題解決に導く物を次々に発明

---ひとりごと
子ども時代にアートに取り組んだことも大きい気がする。何かを生み出す、表現する、目に見えない物を想像するアート思考。数学だけやっていたのでは辿り着かなかったんじゃないかなぁ

木村建次郎
神戸大学数理データサイエンスセンター教授 応用物理学者 工学博士(京都大学卒)

テレ東『ブレイクスルー』より
TVerで6/1まで