気分やマイルールで人と関わる仕事をしてはならないという法則

気分の上げ下げが激しい人へ

全国の発達障害の皆さんこんにちは。

合同会社鈴木商店です。

美味しい食事を楽しくひとりで食べていますが、マンボウと言いながら中身は緊急事態宣言となんら変わらない八月の地方都市での一コマです。

感情のコントロールが下手な人に付き合うと、こちらも疲弊しますが、そこで「察してあげる」を続けると、その人はそれが勝ち筋だと勘違いして増長してさらに扱いづらくなり全体の生産性や風通しが悪くなるだけだという話をします。

すぐ怒る人やすぐ不機嫌になる人、すぐ泣く人の周りの人が、優しい人で、こうした面倒な人とうまく付き合っていこうとその人に合わせてしまうことがよくあります。

これは、ダメダメ、長期的に見ると、まったくの『悪手』なのです。

機嫌がいいとか悪いとか、そんなのどうでもいいのです。

本人からアピールすることではありません。

プロ失格です。

人間なんだから、気分の浮き沈みもあるだろうし、生理的な循環もあろうし、親が死んだのかもしれないし、不治の病の宣告を受けたのかもしれないけれども、それは等しくどんな人にもやって来る感情であり、いちいち周りが忖度しているだけでは物事(仕事)が前に進みません。

機嫌が良かろうが悪かろうが、泣こうが喚こうが、仕事なんだからやるべきことは同じなはずです。

まさに、心配して損したと思うわけです。

というわけで、

「マネージャーの機嫌が悪いから、それ後にしたほうがいいよ」みたいな話にいちいち振り回されるのは、組織としてはどうかと思うわけでして、組織としては、そんな自分のコントロールすらろくにできない人が他の仕事のマネジメントなどできるわけはない、と思います。

「今日は機嫌いいから、あの件を話すなら今がいいかも」

なんていうのもナンセンスです。

相談事の可否を、そんな管理職の気分ごときで左右されるのはまっぴら御免であります。

仕事をプロとして遂行するなら、そういった感情面のノイズを取り去って、淡々と粛々と進められる、そんな他者とは事実ベースで仕事するような、そんな組織を目指したいものです。

まわりが「面倒くさい人に合わせてうまくやろう」と察した結果の老害。

マネージャーを含め多くの人が長く働いている場所だから、みんなマネージャーの性格を把握していて、彼の機嫌をうかがいつつ距離を保って付き合うという余計かつ無駄な工数。

そんな忖度こそ、無駄の極みというものです。

「挨拶を無視すれば自分が不機嫌なことが伝わり、みんなそっとしておいてくれる」

と学んだら、当然、そんな人は不機嫌なときに挨拶を無視するようになります。

恐ろしい甘えの構造です。

このような、面倒な人へは「取り合わないけど腫れ物扱いしない」が最適解というところでしょう。

人間関係のいざこざなんて可能なかぎり避けたいから、自分の感情をコントロールできない、地雷っぽい人と適切な距離を取るのは当然だと思います。

自戒を込めて書きました。

以上