笑ゥせえるすまんに労働の価値を見た
笑ゥせえるすまんのイントロ
私の名は喪黒福造 人呼んで笑ゥせえるすまん ただのサラリーマンじゃございません わたしの取り扱う品物はココロ
人間のココロでございます…
そんなあなたのココロのスキマをお埋めするには
労働市場に向き合うことです
筆者のような昭和世代には必ずわかる、藤子不二雄A先生(安孫子素雄先生)の笑ゥせえるすまんという漫画があります。
これは、テレビ番組で15分ひと枠のショートストーリーをアニメーションでやるようになってから、爆発的に売れた作品ですが、何人も、労働市場に打って出て、自分の力をその市場でアピールしないことには対価など得られないということを、如実に教えてくれます。
人が生きていくにあたって必要なお金を着実に得ていく方法には、大きく3つあります。
一つは、先に述べましたように、労働市場に打って出て給金もしくは報酬をもらうというやり方です。
一説には、人1人が死ぬまでに労働市場から得る報酬や給金といった対価の合計は、インフレを考慮して現在価値に割り引いても、2億円近くになるそうです。2億円というのは大変大きな数字ですが、それだけ、人が働く、人が人としての時間と能力と労力と人格とココロをかけて労働するというのは、やはり高く売れるものなのです。
さらにもう一つ、お金を貯める方法は、生活するにあたっての支出を減らす、切り詰めるという方法です。
こちらは、起きて半畳寝て一畳という言葉があるように、安い借家に住み、自家用車は持たずにタイムズカーシェアで済まし、自転車に乗り健康に留意し、ジムに行く前に家事炊事選択に勤しみ、自分で服は縫って自炊する、ということでかなり切り詰めることが可能です。
だいたい、高タンパク低脂肪の食事を取りたいなら、朝オカマや土鍋で自分でご飯を炊いて、梅干しに納豆をつけて出かけてお弁当にすればよいのです。たまには、卵かけご飯や目玉焼きでもつけて牛乳やヨーグルトを飲んでおけば、大抵の病気は縁遠く過ごせるでしょう。ジムに行く必要も病院に行く必要も減って、健康に過ごせます。人参をかじり、きゅうりを頬張り、味噌汁を飲む。健康とは、お金が貯まることでもあるのです。
それから最後に、溜まったお金の運用利回りを上げるという方法があります。これは、現金で金庫に入れておいても、インフレといって周りの物価やモノやサービスの値段が上がってしまいますから、実質その金庫の中のお金の絶対的な価値は目減りしていくことと同じなのです。
昔のお札で1円札とか百円札を見たことがあるでしょう。その当時は、1円といったら大金だったのに、お札になるほどだったのに、100年もたたないうちに、あれ1円って、単なるアルミの1グラムの硬貨に成り下がってしまったではありませんか。これが、インフレというものです。怖いですね。
そこで、せめて自分が貯めたお金を実質的に目減りさせないようにするにはどうすればよいか、ここに、株式や債券、商品先物、不動産といった運用手段があるわけです。
我々日本人にとって最も安全な運用資産は、やはり日本国が支払うことを約束している日本国債でしょう。10年国債で、だいたい今の年率は1%くらいです。とっても低い利率ですが、預金金利のほぼ0パーセントよりははるかにマシです。100万円あったら1年後には101万円になるのと、100万円のままとは大きな違いです。
さらに、リスクを許容していけば(下がるリスクが有るということ)、年率2%~4%くらいの配当を長期に渡って支払っている会社の株式は見つかります。東京証券取引所の全銘柄の加重平均の配当利回りは2%弱と言われていますので、株式という、日本国債よりも価格の上下のリスクがあるものを許容して、年率2%くらいの配当を狙うという戦略もあります。また、大きく株価自体が将来上がるかもしれないということで、新興株式に投資するギャンブラーもいますが、素人はそのような銘柄に投資して痛い目を見ることも多いので注意してください。とにかくリスクに応じてリターンは増えるものですが、リスクがあるということは、逆に損する可能性も大きいということです。
さて、今まで述べた、①労働市場に対峙し自らを投入して給金や報酬をもらう、②支出を切り詰めて生活する、③運用利回りを増やす、という3つの方策ですが、やはり、先立つお金がなければ②の生活も③の運用もできないことを考えますと、親が超金持ちであるとか、自らが皇室に生まれたとか、皇室のお嬢さんを嫁にもらうように仕組んだ、などという例外的な場合を除いて、やはり、①労働市場に対峙し自らの労働力を投入して給金や報酬をもらう、ということに向き合うことが必要になってくるでしょう。
親が金持ち、の相似形で、昭和生まれの世代までは、女性にとって夫(旦那)がエリートサラリーマンや医者や弁護士といった高度専門職についている、もしくは地主や農家である、といった場合に、専業主婦として女性が生きていくという道もありましたが、これからの時代は、それこそ、老いも若きも男も女も、労働に勤しみ労働市場から等しく給金をもらうべきであろうと考えられます。
そこで、一旦出産や子育てという、悪魔の任務についていた出産後の女性のみなさん、もう一度労働市場に戻ってきませんかというお誘いが本稿の本当の目的です。あなた方は、子育てという超儘ならぬ、あいつら生命体を育てるという、ゲキムズプロジェクトに従事された立派な戦士です。きっと、労働市場においても、あなたのその修羅場をくぐった経験が生きる場所があるはずです。ていうかそれを見つけられない経営者や管理職は、はっきり言ってアホだということでもあります。
今回、その労働市場に戻る際のちょっとしたコツを伝授する全9回の講座をご用意しました。無料です。半分の4回で、労働市場に戻ってやっていくためのちょっとしたスキルのおさらいをします。そして、残りの半分の5回で、その労働市場に自らを投入する際の心構えを一緒に身につけてもらいます。
この講座を終える頃には、いっちょやったるか、という前向きな心持ちで、自らの命の使い道というか、自らの労働力の投入先をどこにしようかと考えている自分に出会えるのではないかと思います。
どんな仕事でも、単価の高い安い、時間の拘束が短い長いの違いはあろうとも、等しく、労働市場というところに自らを投入し、自らの食い扶持を得るということは素晴らしいことだと考え、謹んでこの講座を推挙致します。
ともに明日を切り拓く労働戦士となりましょう。
仲間を募集しております。
以上