仕事のパフォーマンスが低い人とのやり方
仕事のパフォーマンスが低い人と、どのように仕事を進めるかというのは、よく考えて行わないといけません。
まずは、そんな人とはチームを組まないことが一番なのですが、そうもいっていられない組織上の制約や義理人情もありましょうから、最高のチームで仕事するというのは将来の楽しみにとっておいて、とりあえず現実的な対処法を考えてみます。
まずは、仕事を一緒に考えるという幻想を捨て、仕事のパフォーマンスが低いとこちらがみなしている人には、具体的な作業指示に落として、作業ごとの期限を日時ベースで共有するようにすべきです。
さらに、報酬もできるだけ細かく前払いにしてしまい、この細かい支払いの次の支払いのためには、前払いしている対価の業務成果をいついつまでにこのようなレベルで求めます、と通知し、それ以外の言い訳や泣き言、相談という名の構ってくれ工数を極力削減します。
仕事は細かく前払いにして、期日だけ設定し、もし(かなりの確率でそうなのですが)業務成果が上がってこない場合も、前払いの金は捨ててこちらで引き取って進めるなど、当方側の被害が最小限におさまるようにすべきなのです。
動物の習性として、このような仕事のできない人たちは、自分を無意識に庇護してくれる人に寄ってくるものです。
現時点で、誰がこういった自立していない人のターゲットになっているかをよく見極め、もし自分がターゲットになっているなと感じたら、極力個人的な話を含めた人間関係は構築せず、業務指示を与え、その対価を前払いに細かく支払って、もし業務がうまくいかなくてもその金は捨てたものにすると考えておけば、余計な精神的負担を強いられず、メンタルも削られずにすみます。
要は、期待しないということです。
誰も見捨てない、みんなメンバー一緒にがんばろう!という理念に燃えるのは良いですが、それで少しのぶらさがり、構ってちゃん要員のために、全体のプロジェクトが滞り、全体が不利益をこうむるのを防がなければなりません。
ゆめゆめ、こういった方を、指導しようとか教育しようとか、研修しようとか考えないことです。
自分で気づくしかありません。
それが自立、自律というものです。
以上