河村健一氏が維新入りで東京6区から出馬へ

自民党の河村建夫元官房長官の長男・建一氏(47)が、次期衆院選の東京6区に日本維新の会から出馬することに関し、地元の党山口県連は21日、「強い怒りと遺憾の意を表明する」との声明文を発表した。
声明文は「党の規律を乱しかねない身勝手なものだ」と非難。「県連会長を務めた建夫氏に対して疑念を持たざるを得ない」とも指摘した。 建一氏は2021年衆院選の比例代表北関東ブロック、22年参院選の比例代表にいずれも自民党公認で出馬、落選した。 

自民党の候補者のいざこざって珍しい事じゃ無い。
地方選挙でも大物議員の後継が決まっていたのを国会議員が別の便利使いができる人間を強引に突っ込んでとかそんな話は自民党で実際にあった話。
河村建一氏の父・建夫氏は、旧山口3区の公認を参議院議員からの鞍替えを狙っていた林芳正外相と争った結果、引退に追い込まれた。
その後の2021年衆院選で、息子の建一氏は比例中国ブロックからの出馬という『約束手形』をもらっていたのに、結局は地盤のない縁もゆかりもない比例北関東ブロックの下位での雑な扱いを受け落選している。
で。翌年の2022年参院選でも自民から全国比例で出馬したものの、県連とは関係ない候補と言われて、やはり落選している。
山口県連も怒る権利はないでしょうに。
林に肩入れして、河村建夫さんを切って、その息子はさらに雑に扱って知らぬ存ぜぬの扱いをしたんだから。
どこの県連もこんな事がありますよね。

河村建一氏の父・建夫氏は、旧山口3区の公認を林芳正外相(参議院議員からの鞍替えを狙っていた)と争った結果、引退に追い込まれた。その直後の2021年衆院選で、建一氏は比例中国ブロックからの出馬という処遇を予定されていたが、結局は地盤のない比例北関東ブロックの下位での処遇となり落選している。そして、翌年の2022年参院選でも自民から全国比例で出馬したものの、県連とは関係ない候補と言われて、やはり落選している。

こうした経緯を踏まえると、建一氏は実態として、既に県連からは追放されていた状態に等しい。県連の声明には「信頼関係」という言葉も出てくるが、実際にそのような信頼関係があったかどうか疑わしい。