今から買える日本株を選定してみるという話(2021/04/14)

▼メモアプリとして、エバーノートを使い続けていたのですが、このエバーノートは起動するのに時間がかかりすぎ、さらに即記入したいのに、最初にフォームの指定が入ったりと余計で無駄な機能が次々に実装されるので、正直辟易してきました。ここで、Gmailに紐ついて使えるGoogle ToDo リストというものを見つけたので使ってみました。Gmailで配信される記事の中で、これはと思うものをアーカイブしておけば、スマホでもPCでも気軽に呼び出せるので気に入っています。何かの記事をインターネットで見つけても、そのURLを自分のGmailアドレスに送ってすぐに見れるようにしておけばOKです。

▼さらに、コロナ下による生活様式の変化で、筆者の生活スタイルも変わってきました。具体的には、会食はランチ中心になってきたということです。夜の行動が事実上制限されており、緊急事態宣言やらマンボウ(蔓延防止措置)やらで夜のお店の閉店が早いということもありますが、それはどちらかというと言い訳にしか過ぎないと思っています。筆者はもともと早寝早起きのスタイルが好きであり、何なら朝食からワインにビール、ステーキまでがっつり食べてしまいたいと思う方ですし、夜の会食だと「終わり」を明確にすることができずにダラダラ続けてしまうという同調圧力がかかるので、実はあまり好きではないのです。社会人になって25年(四半世紀!)経過したところで、これまでさんざん飲み歩いていたくせに、ここに至って、実は好きではなかった、なんてまるで熟年離婚のようですが、そもそも社会的に求められていた習慣に自分自身を合わせていたことに改めて気付かされた感じで楽しいです。だいたい、夜遅くまで飲み歩き、深夜に帰宅してしまえば翌日の朝から影響が出ないわけがありません。朝は04:50に起床して、06:00から仕事ができる状態にしておきたいのであれば、午後を事実上半休にしてもかなり仕事は進みます。

▼ランチ会でフィーバーして、そのまま食事のあとに喫茶、ワインなんかを飲んでしまっても、さすがに夕方早くには解散になるので、結局夜ふかしはしないし、翌日にお酒が残ることは少ないです。また、飲食店のランチは価格も安く、競合も少なく、お店にとってもウェルカムな客だと思います。おそらく、個人的には、このスタイルはコロナが落ち着いた、収束したとしても、もはや戻れないスタイルになりつつあります。夜遊びが楽しいというのは、もしかしたら作られた幻想だったのかもしれません。

▼続いて投資についてです。外貨預金は政府間のパワーゲームに翻弄される博打だという見方に従えば、(当社が既に踏み出している)外国株式への投資は難しくなります。また、当然ながら現金預金はインフレに弱く、預金金利もほぼ見込めない状態です。ということになれば、あとは日本株への投資ですが、正直、日銀がここまで買い上げてきた日本株式で投資妙味のあるものはそんなに残っていないと思います。この点、短期売買で利ざやを稼ぐのではなく、超長期の資産保全や配当、株主優待を主目的として、あえてこれから面白そうな日本株の銘柄を3つほど選定してみます。筆者個人の意見ですので、あくまで投資は自己責任でお願いします。

▼まず、イトーキです。社風が良く、創業家の伊藤さんの理念が浸透している事務機器文房具会社の大手。社風が良くて社員がみな元気なので、閉塞感漂うこれからの時代に伸びないわけがないと思います。次にサントリー、もしくはサントリー食品。サントリーは、清涼飲料水(いわゆるソフトドリンク)が同業に比べて格段に売れている印象です。関西系丸出しの「なっちゃん」「ボス」といった商品のわかりやすいネーミングで庶民の圧倒的な支持が続いています。ペットボトルが禁止されても紙パックで生き残ると見ています。それから最後に東レ。世界の漁網のほとんどが、東レの海水用繊維でできています。今後、海洋のマイクロプラスチックの除去やら、海水の淡水化技術などに、同社が持つ海水用フィルターの技術はひっぱりだこになるでしょう。

▼全部並べてみて、いずれも関西系企業であることに驚きました。やはり、太古の昔、この「めんどくさい」日本列島を武力と知力と時の運で統一した関西王朝を起点とする関西人、特に大阪人と京都人は、人類広しといえども手先が器用で発明好きな一派として充分な地位を占めると思います。大阪人は、人が良くておしゃべり。師匠は弟子に何でも教えて、弟子も勝手に師匠とは違う道を進む。京都人は、さすが1300年以上続く人間の興味関心集中をあつめつづける舞台装置「平安京」を守り続けただけあって、我が道を行き、したたかです。

▼先日、松山英樹選手のマスターズゴルフ制覇のニュースが世界を駆け巡りましたが、ゴルフというものを日本人が覚えて100年程度、日本人というのは時代の節目節目に世界が驚くことをやってのけてしまう芸風を持っていると思います。スキージャンプとかメジャーリーグでノーヒットノーランとか、古くは遣唐使最澄空海しかり、鉄砲伝来から50年で世界最大の鉄砲保有国になるとか日本海海戦とか真珠湾攻撃とか…。マスターズで優勝した松山英樹選手のキャディ、早藤将太さんが、勝利後のグリーン上でピンを戻した後、脱帽し一礼している姿が世界中で話題になりました。世界の人からみれば、「驚くべき姿だ」と驚嘆するこの動作は、いかにも「めんどくさいことの大好きな」日本人らしい姿だとも言える。松山選手の素晴らしいプレイを支えた早藤さんたち、チーム松山の皆さんにも称賛と拍手を贈りたい。日本人でよかったなと思った瞬間でした。

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