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こういうお店です |
おはようございます。
2015年4月のコーヒー店に関する配信記事です。
自宅の近所に、美味しいドリップコーヒーを入れてくれる店が2つほどあります。
味音痴な筆者としても、例えばわざわざこちらまで足を伸ばしてきてくれる客人などがいれば、たまにはちょっと奮発して一杯700円以上からするそのようなマスターの淹れたて珈琲をおごるくらいは致します。
雰囲気のよい店内カウンターで待っていると、まず飲むカップを選んでもらうようマスターに促されます。適当に指差すと、「リチャードジノリ」だの「ロイヤルコペンハーゲン」やら「有田焼」「小石原焼」などと一通りカップの薀蓄を披露いただけます。
マイカップをおいている馴染客もいるようです。
そこにお湯を入れ温めていよいよ挽きたての豆をドリップにセット致します。
なお、豆についても、マイルドめがいいかストロング系かと聞かれるので、けちな筆者は「ストロングいっぱいで」で答えて一番ガツンとくるやつを所望します。
挽きたての豆に適温のお湯(熱湯ではない模様)を少しだけ垂らします。
すると挽きたての豆がふわっと浮き上がり、大変香ばしい香りが致します。
少しだけそこで蒸らしたあと、「の」の字を書きながら少しづつお湯を足していき、カップ一杯分の珈琲を抽出したら、そのままドリップ上の豆はぽいっと鮮やかに速やかに処分されます。
意地汚い筆者はそれを見ながらあと2杯は充分出せるな、勿体無いなどと思ってしまうのですがプロの仕業ですので黙って見ています。
そうして淹れられた珈琲、いつも子供の筆者としてはミルクや砂糖をどばどば入れたいところですが、マスターと珈琲に敬意を評してブラックで飲みます。
苦味がないのにコクがあり、大変すっきりとした飲み具合です(極ストロングなのに)。
マスターは最小限の会話でこちらの時間を大切にしてくれます。
これぞプロの技であります…。
とまるで常連客のように書きながら、わずか数回しか行ったことがありませんがそういうプロの店に行くのも良いものです。
次回はこれにインスパイアされた筆者が自宅でドリップコーヒーを淹れてみた話を紹介しようと思います。
本日のお話は以上です。皆さん楽しい週末をお過ごしください。
ネルドリップのネルは爪のことではないと最近まで知らなかった筆者からは以上です。
(平成27年4月24日 金曜日)
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