受験にしてもドラフトにしても就職にしてもいわゆる浪人はリスクであるという考えです
おはようございます。
2013年10月の配信記事です。
ドラフト会議にしても、高校大学受験にしても、就職試験にしても、全て浪人というのはリスクであります。
これは手前の1年を無駄にしたわけではないからです。
社会人にしてもプロ野球選手にしても、最も脂の乗った時期すなわち引退数歩手前の地位や肩書きや給料が最も高いわけでして、この大事な一年が先に到達してしまうという点で、有体に言えば最後の1年の年収が失われると考えなければならないのです。
つまりプロ野球なら引退前年の年俸を失うのに等しく、サラリーマンなら、最後の(会長社長で終わるか窓際か半沢直樹で流行りの出向で終わるかは別にして)1年の給料を失うことになるのです。
こうして考えると、とにかく早く社会人デビューしておいたほうがよさそうです。
飛び級制度があるのならとにかく早く大卒になってしまったほうがいいし、プロ野球選手になりたいならば高卒ルーキーで行くべきです。
浪人は一年足踏みする以上に先の人生の先食いであることを認識して、一瞬を大切に生きてもらいたいと思います。
こだわるのも大切ですが、意中の球団からの指名を受けられなくても、第一志望の大学に合格しなくても、とにかくそれはそれとしてステージを上げておくというのも合理的な選択なのです。
もちろん、浪人という時間の猶予を選択し、それで自らを恃んで能力を向上させるというのも、それはリスクを取って挑戦することであることには変わりません。
要は、自分次第ということです。
好きなものは真っ先に食べてしまう早食いの筆者からは以上です。
(平成25年10月13日)