日本で初日の出が最も早く見られるところはどこかという話です
おはようございます。
2015年12月の記事です。
今年も残すところわずかとなりました。
1月1日元旦の初日の出は日本全国天気も良いようで願い事もできるようでよかったです。
昔から日本は1月1日に上る太陽を初日の出と呼び、ありがたいものとして崇めてきました。
おそらく太陽神信仰が盛り上がったのは壬申の乱の後に日本全国を治めることになった天武天皇の頃からだと言われていますが、その頃に白地に赤の日本の国旗の原型ができたようです。
さて、その初日の出ですが、日本で一番早くみられるのは、日本の東の端である南鳥島で、5:27頃だということですが、日本本土に目をやってみますと、なんと東京もかなり早く6:50には日の出を迎えます。
筆者は、これまで東へ行くほど日が早く上ると思っていましたが、実は冬は北半球が傾いた感じで太陽に当たるため、日本本土では千葉県の犬吠埼が最も早く日の出を迎え(6:46)、東京はその後すぐ、北海道の根室と同時刻に日の出を迎えるのです(6:50)。
東京の人の朝はとても早いと感じていましたが、どうやら日本全国でも、最も早い部類に入るのです。
逆に、最も遅い与那国島は7:33ですが、実は福岡も同様の理由でかなり遅く、7:22ということになります。実は沖縄本島の那覇のほうが7:17で早起きなのです。
九州では朝は遅く夜も遅いので、中高生の部活動の練習が長くできるということを聞いたことがありますが、冬についてはこの傾向が非常に顕著になるのです。
宵っ張りの朝寝坊の筆者からは以上です。
皆さまよいお年を。
(平成27年12月31日 木曜日)