2019年12月23日
2015年6月の記事です。
梅の実の季節となりました。
梅雨前に取れる梅の実は、瓶に詰めて梅酒や梅ジュースにするのが定番です。
筆者の近所のお宅に梅の木があり、大量に実がなるので落としてほしいということで、労働力を提供し(高い木に登って実を取るのは高齢者にはつらい)、大量にいただいた梅の実をそのお宅を含むご近所に配り終わったところで、残りを持ち帰り梅酒にさせていただきました。
青梅の実は、ていねいに水で洗い、 水に2時間以上つけて灰汁(アク)を取ります。
そして、水気を十分に布などでふき取りつつ、苦みと汚れのある実の首のところ(軸)を、竹串やカッターなどで取り除いていきます。
単純で結構面倒な作業ですが、ここがおいしい梅酒のためには肝心な作業です。
続いて、よく洗った瓶に、青梅と氷砂糖を投入し、最後に梅ジュースならば蜂蜜など、梅酒ならば焼酎やらホワイトリカーをゆっくりと注ぎ込めば完成です。
このまま、直射日光のあたらない冷暗所で保存します。
時々、気づいたところで瓶を揺らして糖分が均等にいきわたるようにするのも必要です。
3か月もすれば、あっさりした味わいの梅酒が味わえます。
1年おけば、コクのある古酒になってきますが、その時には新しい年の青梅が手に入るので、だいたい飲んでしまっています。
ミニ食品工場からは以上です。
(最終更新:平成28年6月4日 土曜日)