昔ショートカットで今アプリという感じで変わってきたアイコンについて
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| アプリだらけ |
おはようございます。
2014年11月の記事です。
昔、といいましても数年前まではインターネット利用においては「ショートカット」全盛の時代でありまして、皆さん独自のショートカット一覧をお気に入りフォルダに登録し、そのショートカットを目次付けして目的のウェブページに到達していたものでした。
この個人ごとのショートカットをPC交換の時にどのように移行するかで会社のシスアド(システムアドミニストレータ:いわゆる若手のPC系管理者)の声望が高まったりしたものでした。
オンラインゲームですら、そのゲーム会社のウェブページに行ってから、ショートカットを作ってそこからログインしていたのです。
しかし、アンドロイドやiOSといったモバイルプラットフォームにおいては、やりたい作業やゲームごとに「アプリ」が開発され、そのアプリを起動させることで目的の作業や遊戯を行います。
このアプリの中での作業は、全てそのアプリを開発しているシステム会社やプラットフォームを提供しているグーグルやアップルといった「超企業」が押さえてしまうことになります。
要するに、巨大な閉鎖空間がインターネットの本来持つ開放性を「侵食」しているのです。
フェイスブックといった「友人間」で共有するサービスの発展は、検索すれば世界中の情報にアクセスできるという数年前までの「考え」が空想に過ぎなかったことを白日に晒しました。
かといって、これから全世界の人にショートカットの世界に戻れといっても無理な話です。
何しろ宅配便(宅急便は特定運送会社の商標ですので使いにくいです)の再配達依頼のウェブ手続きといった単純なものですら、専用アプリが開発され無料で提供されているような世の中なのです。
長らくPCインターネットの「ホームページ」第1位に君臨していましたYAHOOトップページも、スマホのようなモバイル端末の登場と席巻により、アプリ化が進んでいます。
スマホのよく使うホーム画面に「ショートカット」を置いている人は少ないのではないか思います。
インターネットという一般化した世界に広がるアプリ個別化の波。
世の中というのは複雑なものだと改めて思います。
この記事はそんな懐古の意味を込め、ブログ作成アプリではなくインターネットのショートカットから飛んだ画面で作成しました。
単に時代遅れの感じもありますが、Altキーを押しながらEnterキーでエクセルのセル内改行ができるという技で10数年生き抜いた初級システムアドミニストレータ(現在は資格自体廃止)という資格もありました。
自分のブログをショートカットに入れ忘れた筆者からは以上です。
(平成26年11月25日 火曜日)
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