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炭酸水 |
おはようございます。
2014年7月の二日酔いの筆者からの記事です。
コクがありながらキレもある、そんな「ビール」が待ち遠しい季節になりました。
台風一過の澄み切った高い空の下、日が長くなった夕方にビアガーデンでやる一杯は最高でしょう。
しかし、コクの要素の主要部分を占める糖質は、摂り過ぎると身体の膨張を惹起し成人病などの原因になってしまいます。
もちろん、500mlのロング缶ビールに含まれる糖質といっても、軽い1杯のご飯程度だということにはなるのですが、飲み会になるととりあえずビールで数杯おかわりが当たり前でつまみも高速大量摂取する、筆者のような罪深い者についてはかなり問題になってきます。
糖質の量でいいますと、ビールを東の横綱とするなら日本酒は西の大関、そうして前頭筆頭あたりに焼酎と続き、十両に赤ワイン、幕下が白ワインといった勝手な序列になりましょう。
白ワインは750ml瓶で500円程度(税抜)からありますので、晩酌するのであればビールは最初の1杯で抑えておき、すばやく白ワインにシフトするのは賢いダイエットになるかもしれません。
それでもやっぱりのどごしの爽快感やキレは捨てがたいという方には、スパークリングワインも一手ですが、それもお値段的に高いのでただの炭酸水をお勧めします。
糖質0ですので身体にも良く、何と飲み過ぎての二日酔いもありません。
最近はスーパーやコンビニでも様々なサイズのボトルでかつ格安で売っていますが、思えばノンアルコールビールというジャンルと炭酸飲料水というジャンルの共通かつ重要な要素だけを取り出していけば、おのずと炭酸水に至るのは当然の帰結なのかもしれません。
すべての道はローマに通ずの如く、より洗練された、[「デザイン」の語源である]削ぎ落とされた究極の清涼飲料水、それが冷えた炭酸水なのです。
ただの炭酸水というなかれ、考えますと古来エジプトのファラオでも、高級ワインは飲めたはずですが炭酸水は飲めなかったわけです。
冷蔵庫で冷やして飲めば、かつての王侯貴族でも味わえなかった贅沢を喉越しいっぱいに堪能することができます。
と書きながら、いつも二日酔いの朝にはただの水である甘露水のほうのお世話になっている筆者からは以上です。
(平成26年7月11日 金曜日 最終更新:平成28年7月11日 月曜日)