(2019/04/07)世界中の今まで生きてきた人たち累計全部の母集団から最も影響力のあった人を推定するランキングが熱い
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| 日本ランキング |
おはようございます。
2019年4月のビルメン王提供のランキングに関するブログ配信記事です。
売上高ランキング、偏差値ランキング、世界大学ランキング、ゴルフやテニスのプロランキング、資産長者ランキングと、人間はランキングが大好きで、さまざまな分野のランキングがさまざまなところでなされ、集計され、発表され、それをみた人々の一喜一憂も合わせて影響しあっているというのが今の世の中でありますが、このランキングという究極の形態として、世界中の今まで生きてきた人たち累計全体を母集団として、その中から最も(人類社会に)影響力があった人間を選ぶという意欲的なランキングがあるのを知りまして、当然早速ランキング好きの筆者としては興味が惹かれますので「見に」行ってきたわけです。
MITメディアラボのセザー・ヒダルゴが考案したHistorical Popularity Index(HPI)という指標がそれでして、この指標は、Wikipediaのその人に関するページが「何カ国語に訳されているか」と「どれくらい読まれているか」から算出されます。
すなわち、この「参照」が多ければ多いほど、人類史上における影響力が高いということは言えますので、例えば、スティーブ・ジョブズが癇癪持ちだったとか、アインシュタインが発達障害であったとか、アイザック・ニュートンが実は錬金術に一番カネと時間と自分のマインドシェアを食っていた、といった一見「ネガティブ」なものも含めて、人類社会に与えた影響が大きい、ざっくり言えば、そういったネガティブ要素をも加えて「偉大な」「人間臭い」程度をある程度同じ尺度で定量的に比較することができるというわけです。
どんな時代、どんな分野で「活躍」しようと、その活躍の方向がアドルフ・ヒトラーのように悪い方向に行っていたとしても、それはそれとして、人間力の絶対値の総合勝負という感じで、筆者のようなランキング好きにはたまらない趣味になりそうです。
原文は、(↓こちら)から見ることができますが早速、筆者も訪れていろいろ見てみました。
世界の全ランキングはこちらです:
PANTHEON People Rankings All
(2019年10月現在、閲覧には会員登録必要)
2019年4月時点での、世界ランキングは
1位 アリストテレス
2位 プラトン
3位 イエス・キリスト
でした。
まさに、ジーザズクライスト!
なんと、師匠のプラトンをアリストテレスが上回ってしまいました。
アリストテレスさんが教え、そして世界の半分を大遠征で分捕ったアレクサンドロス大王は5位という結果になっております。
日本人は、世界史上への影響を示し始めたのが、かのジパング伝説くらいからということで、最近ではアニメの宮崎駿監督などが台頭してきていますが、やはりサブカルチャーの国日本として、日本人として最も売れているのは、俳句の創始者と言える松尾芭蕉さんが、堂々のランキング1位を獲得しております。
日本史上なら必ず出てくるであろう、信長秀吉家康の戦国三武将、神武天皇や昭和天皇も凌いでの、サブカルチャーの王様、松尾芭蕉こそ、日本史上ランキング1位に輝く、人類に影響を与えた人物だということです。
それでも世界で見ると325位です。
日本のこれからの後進たちに、大いに期待したいところです。
ゆくゆくは、5Gの発達などで、一般市民の自身のこうしたランキングももれなく形成され、公開され、死後の評価としても動いていくのかもしれません。
とりあえず、ウィキペディアに筆者のページはないことを、確認しましたので、全てはこれからとなります。
こちらからは以上です。
(2019年4月7日 日曜日)
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