玄界島(福岡市)

行幸啓記念碑

こちらは、平成19(2007)年10月30日、
天皇・皇后両陛下(現在の上皇・上皇皇后両陛下)が西方沖地震からの復興を目指す島民を励まされたときの記念碑になります。

天皇陛下の御製と、皇后陛下の御歌が刻まれていますのでご紹介します👀

<御製>
「なゐにより 被災せし子ら 我ら迎へ 島鷹太鼓の 撥掲げ待つ」

平成19年10月、天皇陛下は、皇后陛下とともに、福岡県西方沖地震で被災した玄界島を御訪問になり、島民一人ひとりを温かく励まされました。
この御製は、船で到着される両陛下を島の子ども達が島鷹太鼓でお迎えしようとする様子を詠まれたものです。

<御歌>
「洋中の 小さき陸 四百余の 人いま住むを 思ひつつ去る」

皇后陛下が、被災後、島を離れ福岡市内の施設に避難した島民のうち400人余りが帰島し島での生活を始めたことに安堵されるとともに、島民の今後を思われつつ離島された時のお気持ちを詠まれたものです。

どちらの歌も、島民のことを深く想われており、とても感動しますね。

玄界島の復興の取り組みについては、公式ホームページ内にも掲載されてますのでご覧ください!

復興への取り組み | 玄界島

平成17年3月20日に10時53分に福岡県西方沖地震があり、玄界島島民は市内中央区の九州電力記念体育館に全島避難しました。同日、福岡市は福岡市地域防災計画に基づき、福岡…

2025年3月20日は、西方沖地震から<20年>という節目になります。
被災した玄界島にとっては忘れられない大事な日なんですね。

毎年続けている防災訓練も今年は規模を拡大して行う予定です。

また、新しい取り組みとして、にゃるずcoffeeさん(@nyarus_coffee )がチャリティーマルシェを主催しますので是非チェックしてみてくださいね✨