うまいやり方

まず真似る

昔の自分を振り返ってもよく思うのですが、頭が良くない人ほど「自分の頭で考えようとする」傾向があります。ダメそれ絶対。

私も、何もわからないまま仕事を任されたとき、「とりあえず自分で考えてやってみよう」として、うまくいかないことがよくありました。うまく行かなかったことを試したわけです。次へ行きましょう。

ゼロから作ろうとしてしまうんですね。車輪(車軸)の発明とかいいます。

一方で、頭の良い人は「まず真似る」「学ぶ」という考え方をします。

最初に目指すべきアウトプットを探し、それに近づくために情報を集めたり、型を参考にしたりします。とりあえずのお手本を決めるのです。

野球うまくなりたいなら、そうですね、今永昇太選手を見に行きましょう。みたいな感じで。

目的地がはっきりしているので、そこに向かって効率よく進めるのです。


もう一つ、頭が良くない人ほどやりがちなことがあります。

それは「最初から完璧に理解しようとしすぎること」です。

たとえばプログラミングを勉強し始めたとき。

意味のわからない用語や文法に出会うと、「ちゃんと理解しなきゃ」と思って一つ一つ読もうとします。

でも、その結果どうなるかというと、「難しい」「わからない」「嫌だ」となって、すぐに挫折してしまうんです。私自身、何度もそうなりました。

実は、「理解しよう」とするのは後からで大丈夫です。

最初は、とにかく手を動かしてみる。何も考えずにページをめくるのを目的として、「進んだ」と成功体験を無心で繰り返すことで、少しずつ体で覚えていきます。

そのうち「この部分ってなんだろう?」と頭が成功体験を繰り返すために、疑問が湧いてきます。その時、初めて理解に進めば良いのです。


あと、思い浮かぶのは「自分を無駄に否定しすぎる」ことも挙げられます。

「自分は頭が悪いからできない」

「どうせ自分には無理だ」

そんなふうに、自分自身を信じられないままスタートしてしまうと、行動にもブレーキがかかってしまいます。

結果、何も進まないまま「やっぱり私はダメだ」と自己評価をさらに下げて頭悪いことをします。

思考は現実化します。 自己否定の呪いをかけてませんか?

肯定もしなくていいんです、ニュートラルでオッケーなんですよ。

頭が良くないと感じるなら、まずはこの順番を意識してみてください。

1.良い見本を探す(自分でゼロから考えない)

2.理解しようとせず、まず手を動かす。

3.自分否定せず、肯定もせず、期待せず。

この3つを意識するだけでも、できることが増えていきますよ。

自分は蕁麻疹がでるほど苦手なことはそうやって克服してきました。

蕁麻疹がでるほど嫌いなことが今は1番の強みになって自分を支えてくれています。

ということで、司法試験予備試験にも、受かると思います。

おっさんからは以上です。