おはようございます。
2017年10月の記事です。
最近、友人より10年以上使ったPC(デスクトップパソコン)をようやく買い換えようとしているところ、写真はHDD(ハードディスク)に落として、音楽はどうしたらいいものか?といった至極まっとうな質問が来まして、それに答える形でいろいろ整理すると面白かったので書いておきます。
10年以上も使い続けたPCであれば、かなり動作が怪しくなっているはずで、内臓HDDがいつ事切れるかわからない状態ですので、とにかくバックアップを取るべきですが、このバックアップを取るのにまた自分でHDDを買いに行くというのは結局同じことであるので、それはやめてクラウドサービスを利用した方が良いのではないかというのが筆者の考えになります。
つまり、写真、動画ファイルを全て、グーグルの写真動画サービスであるグーグルフォトにぶち込んでアップロードしてしまうわけです。
インターネット回線がWifiであり割に高速でありましても、結構な時間がかかりますが、一度アップしてしまえば自由に検索でき、また自らの端末に個別にダウンロードもできますので、非常に使いやすいサービスに仕上がっております。
そして、写真だけでなく動画もOKですので、ほぼ全ての動画写真をとりあえず自動的にグーグルフォトにアップして、そして各端末からそれを見たいときに見るという運用になっています。
さて続いて音楽について見てみましょう。
音楽については、著作権の関係がありますので、少し難しい運用になります。
筆者がやっているのは、筆者はあまりディープな音楽鑑賞者ではありませんため、とりあえず現在の最大手のアップルが配信している音楽ストリーミングサービスのApple Musicに登録しています(月額980円)。
これで、各端末で同じAppleIDでストリーミングサービスを利用できます。
そして、自らが音楽CDや英語教材でのリスニングCD(NHK基礎英語1とか)についても、同じくアップルが提供するItunes Match(年額3,980円)というサービスを利用することで、自分がある端末に取り込んだ(インストールした)CD音楽などを、自らのアップルIDを登録した他のアップル端末やPCでもなんでも再生することができるようになります。
なお、このサービスを利用する前提として、自らのアップルIDで利用できるクラウドサービス(iCloud)を利用しますが、これは無料ですと5G(ギガ)の容量ですが、50Gまでアップグレードしても月額130円のサービスです。
これで、大抵の音楽、講演、英語リスニング音源などのクラウド共有ができると思います。
つまり、筆者は写真動画はグーグルのクラウドに、音楽はアップルのクラウドに全て格納していますから、筆者の趣味趣向やコンテンツはアップルやグーグルに丸裸にみられているということにもなります。
これに加え、アマゾンには筆者の購買履歴がほぼ全て格納されていますから、だいたいこれらのデータを統合すると、筆者という人間がどのような生活振る舞いをしているのかがほぼ全て分かってしまうということであり、そうした人間生活のビッグデータを支配しているこうしたFAAG(フェイスブックアマゾンアップルグーグル)といった超巨大データクラウド会社が世界の覇権を握りつつあるのも頷けるように思えます。
最近発表されたこれらの会社の四半期決算も好調だったようで、株価もさらに急伸しているようです。
これについてはまた別の機会に触れたいと思います。
それでは、また明日。
こちらからは以上です。
(平成29年10月27日 金曜日)
▷▷次のページは