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湿度機能付き時計 |
おはようございます。
2017年6月の記事です。
いよいよ梅雨の季節が到来しました。
真冬には空気が乾燥して風邪や感染症を引き起こすため、できるだけ加湿してインフルエンザウイルスの繁殖を防ぐといった対処が取られましたが、この季節は逆に高い湿度から起こるカビの繁殖をどうやって防ぐかが大切になってきます。
カビの存在は恐ろしく、筆者などは雨に濡れたスーツをそのままかけておいたらカビでびっしりになってしまったといった苦い経験を持ちますが(残念ながらそのスーツはそのまま引退となりました)、簡単な対策さえしておけば特に怖くはありません。
まず、どんな掃除道具を揃えるよりも、まず湿度計を置きましょう。
そもそも、湿度がわからないとコントロールできません。
時刻や曜日と一緒に気温や湿度がついた湿度計を買い求め、リビングか洗面所かトイレか適当なところに置くことから始めましょう。
実は、湿度は60%以上にならなければ特にカビ対策を始める必要はありません。
ただ、同じ部屋でも上の方より足元のほうが5%ほど湿度が高くなるので注意してください。
まず、カーテンを洗濯します。
カーテンは雑菌やハウスダストやPM2.5や黄砂にまみれていますので、カビがそれらを栄養分として繁殖しやすい温床に仕上がっています。
必ず洗濯表示を見てからになりますが、洗えるものは積極的に洗いましょう。
洗濯後はレールにかけて窓を開ければ早く乾いてしまいます。
次に、カーテンを洗っているついでに、壁と家具の間を少し開け、エタノールをつけた雑巾(掃除後そのまま捨てる)で拭いていきましょう。
エタノールはホームセンターやドラッグストアで簡単に手に入ります。
乾拭きも不要なのでおすすめです。
空気の流れが悪いところをできるだけなくせば、カビ対策は終了です。
風通しのよい家庭や職場にしていきたいものです。
そんなビルメン上がりの筆者からのコメントは以上です。
(平成29年6月15日 木曜日)